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戸惑いと

戸惑いと、躊躇い重ね、文綴る。

季語もないので、自由俳句。


いや、何のことなんだか。
父がたの遠い親戚から手紙が来ていた。
最初は間違いで来たのかと思ったが、あて先は母の名前だ。

母はもう亡くなっているのだが、それを知らなかったのだろう。
まあ、流行り病のせいで、最小限の葬式しかできなかったのもある。
遠い遠い親戚とか、もう誰がいるのかすら私には判らないのだ。

で、その手紙に丁寧に返事を書いて返す。
もう、父も母もいないので、書きようも無いのだが。
遠い彼らにこっちに来て墓参りしてくれ等の話を出すのも、躊躇い、当たり障りのない事しか、書けない。

それが冒頭の私の心理を俳句の形にした物であった・・・

本当に、戸惑いしかない。

5件のコメント

  • 親の、その先の繋がりまではわからないですよね…
    先方も、何か思うところあってお手紙くれたのでしょうかね?

    そういえば、一縷さんの短歌or俳句読みたいんですけど?
    書かないのかなぁ、って。
  • にわ冬莉様。
    先方も、このコロナ開けで、何かしら思う所があっての手紙なのだなとは思いました。

    俳句は、実は苦手です。季語もよく知らない。
    山頭火みたいな、自由俳句ならばとは思うのですが・・・
    私事ですが、実は母が山頭火がとても「嫌い」で、ああいうのはだめだと常に言っていたのもあって、自由俳句はやらないでいました。

    短歌の方は、憧れはあります。後ろの七・七が続けば、書けるんだろうなと何時も思うのですが・・・
    そこが思いつかない。
    リズムが必要ですよね・・・。
  • 一つだけ。いま庭を見て思いついたので。
    アマリリス、孤独を癒す、独りごと。雨に揺られて、会話が進む。


    庭の東に母が植えたアマリリス。おしゃべりが大好きだった母らしいチョイスだ。
    花言葉は、色々ある華だけど。「おしゃべり」はアマリリスの特徴が由来だから。
  • ああ、やっぱいいと思うなぁ、一縷さんの短歌…w
  • にわ冬莉様。
    ありがとうございます。
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