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迷い

ある人の所にコメントを書いてから、ずっと自分の奥に溜まっていたものが、表面に出てきてしまい、誰に見せるでもないエッセイを書いた。

古い古い話だから、こんな物を読んで喜ぶ人は恐らくはいまい。
何故書いたんだろう。

PCに向かって、一心不乱、4時間で約6千文字ちょっとだった。
原稿用紙にして15枚ほどか。
ああ、ゾーンに入っていたんだ。

それくらい集中してこれを書いたのか。
きっと、吐き出したかったのだ。

何度か見直すと脱字や説明不足が有る。

直しながら書き加えていた。
削ることは基本しない。
だから増えていく一方だ。

4000文字にしろとか、8000文字にしろとか、文字数制限のきつくあるコンテストに出すわけじゃない。
自由気ままに書き連ねていった。

しかし、何故か公開する気になれなかった。
今もまだ、下書きのままそこに放置されている。

近代の、そう、たった40年とかその程度の過去なのに。
もう古い古い歴史の中に埋もれてしまって、埃が分厚く積もっているかのように見える話だ。
何故書いたんだろう。

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