「ゴルゴ13」の劇画は私にとって、二十代の頃からの愛読書です。
組織の長になってから、非情にならなければとストレスを抱えていたときから読み始めました。ゴルゴ13はストレスなく読める数少ない劇画です。
映画やドラマ、漫画をよく観て、よく読みますが、銃を発射する、攻撃する直前に余裕をみせてなにかを言う。一息つくというシーンにリアリティがなくてイライラします。余裕をみせて反撃をくらうというパターンにもうんざりです。
最近、Amazon配信で、1950年代から1960年代のモノクロ時代の映画をよく観ます。
今でも観られているだけあって、名作が多いです。SFものは技術的には古典的ですが、充分見応えがあります。今のようにCGではない、本物の爆破ですし。
やはり、映画、漫画、ドラマはストーリー。脚本が大事だなと思います。
どんなに映像が美しくCGがすごいものでも、ストーリーが陳腐だと退屈です。私も読んでいて楽しめるものを書きたいと思います。
(了)