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執筆戦士モミジンUC 流れに乗るのを躊躇った男

注意:明らかに勢いで書かれたオマージュたっぷり、メタメタなノートです。なんか変なイメージが付いたら怖いので、先に言っておきますと、本文登場人物は決してこんなキャラじゃありません



レガリア・ショック
それは、地球圏を覆った謎の光の如きショック――次回のコンテストに出そうとしていた作品が、なんか面白いロボットアニメと色々被っているというショックを人々は(Twitterで)観測した

あまりにも(無残で)鬱くしいその光景を危惧した、紅葉首脳陣は、執筆専用冠(あたま)モー・ミモミジ 冠長 紅葉紅葉が秘密裏に呼び出した。

紅葉紅葉(以降、紅)「えー、ども。んで、なんで呼ばれたのでしょうか?」
MB1(以降、1)「あー……少しは緊張感を持ちたまえ」
MB2(以降、2)「君は、あのモー・ミモミジでレガリア・ショックを確認した。そして同時に、最もあのショックに近い存在だ」
紅(まぁ、当人だしな)

密室で、MB(もみじの脳)に質問攻めを受ける。その覚悟はしていたのだが、まさかこんな事になるとは……

1「私はあのレガリア・ショックの真相を知りたい。君の意見を聞こう」
紅「聞くも何も、全てあなた方が知っている通りです。レガリアが頭脳圏に到達した瞬間、あの衝撃によってレガリアは頭脳圏と融合しました。それだけの事です」
2「私が知りたいのは群衆(ここではフォロワーを意味する)が知り得る事ではない。君が語る、あの事件の真相だ」

面倒だな、と思いつつも私は思考する。
確かに、レガリアが飛来した瞬間、私はモー・ミモミジで押し返そうとした。しかし、アニメという常識は覆せない。そう絶望した時、謎の言葉が聞こえたのだ。

????(以降、?)「ラグナスは、レガリアじゃない」

それはまごうことなき、幼女の声だった。
レガリアと被る要因の一つであった。ロリだからな。ロリは素晴らしい。レガリアの作者はよく解ってる。
――邪念が走った。私はロリコンではない。ロリが好きなだけだ。
だが、レガリアはロリで構成されていた。ラグナスのコンセプト元は、ロリがロボットに乗る、である。アンバランスでリアリティがないからだ。だからこそ、やりがいがある。

?「第一、私、ロボットになれないし! ラグナスが勝手に出てくるだけだし!」

あぁ、そうだった。まー、その、冷静に思えば、レガリアの設定とはギリギリどうにかできそうなのだ。
初期コンセプトとは変わってきている。まだ、どうにかなる気がする。

1「しかし、主人公の名字がレガリアに酷似しているんだが」

あー、そうだった! それを忘れてた!
そう、なんか名前が似てた。喩えるなら、ガンダムがガンガル的な。あのプラモ、今プレミア凄いらしいなぁ

?「んー、どうなんでしょう」
紅「どうだろうな」
?「あ、聞こえてます? うわー、二次元の壁を超えましたねー」
紅「君、そんな子だっけ?」
?「ほら、こういう場ですし……ね?」

堕ちてきたレガリアを乗機で押し返そうとしている、我が脳内に生まれ落ちたお姫様は、たぶんどっかおかしくなっていたのであった。

紅「今気づいた。君のあだ名、一文字違いだ」
?「あ、いますね。かわいー。ほっぺたムニムニしたい」
紅「たぶん、年上だよ」
?「えぇ!? そ、そんな……」
紅(不老か……いいものだ)

……なんというか、本題から外れてきてる。
あ、これ、逸れるやつだ。Beyond the Time流さなきゃ

?「でも、それでもいいと思うんです。だってそうでしょう? 名前は、生まれ落ちた時に、人々が名づけるものです。多少似ていても、たとえ同じ名前であっても、その想いや意味は違うはずです」

彼女が本編らしい性格を出してきた
あー、でも、彼女の言う通りだと思う。だって、たとえ自分と同姓同名でも、その本質は違う。
そう、納得する事にしたのだ。

1「紅葉。早く言いたまえ」
紅「レガリアは素晴らしい作品です。これを拒絶するのは間違いだ」
2「では、諦めるのかね。『起源回帰のラグナス』を」
紅「いえ……私は受け入れますが、染まるわけではありません。レガリアのこの身で受け止めて、そしてその作品とはまた違う、私の作品を作り上げます」

それは決意であった。
レガリアは素晴らしい。だからこそ、その作品を受け入れる
けど、自分の作品も突き進む。何せ、そこに生まれたのは、自分だけの命じゃないんだから。



総括。第二回カクヨムコンテスト、『起源回帰のラグナス』で参加予定
情報公開は、規約公表後予定!
レガリアはいいぞ

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