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エーテルのきせき 第7話更新

https://kakuyomu.jp/works/16818093082142266129/episodes/16818093082360328665


 この世界の妖怪に対する認識が見え隠れする回です。

2件のコメント

  •  ゴヲパレの妖怪たちとも影法師のアヤカシたちとも異なった認識ですね。人ではない畜生、みたいな感じに捉えられているんだなと思いました。

     ちなみに拙作九尾シリーズは人間vs妖怪の構図は薄いです。どちらかというと妖怪も複数の種族の寄り集まりなので、各々の種族同士でナチュラルにいがみ合ってます。アライグマ妖怪が畜生扱いされたり、鳥妖怪たちが「図が高いぞ哺乳類妖怪が。部を弁えて這いつくばれ」みたいな事がままあります。
     案外私の世界観もディストピアかもしれませんね。

    ※紅藤様は人間と関わって暮らしていたのと変わり者な事もあって、哺乳類ヘイトの意識はないです。
  •  親しい隣人でもなければ忌み嫌われる世界の敵でもなく、蔑まされる下等生物みたいな扱いです。
     元々は「自然の体現者」みたいな信仰の対象でしたが、数十年前の大規模呪術テロでその主導者側に妖怪がいたこともあり、またそれが大々的に処刑された経緯から蔑まれています。

     一応種族ごとの思想の違いはありますが、人間にとっては等しく妖怪なのでそれによって扱いが変わることはなく、妖怪側も「人間社会に適応するには己を誤魔化すしかない」と悔し涙を飲んで暮らしている感じです。中には野生動物さながらの暮らしをする妖怪も少なくありません。

     紅藤様は達観されてる感じですよね。「もうそんなレベルのところで意見を言い合う立場じゃないぞ」みたいな感じがします。
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