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脇役の設定も考える

:漆宮孝之(旧姓:橘川) 42歳 男
 176cm 65kg 誕生日:3月12日
 好きだったもの:タスクをこなしていく快感、人からの感謝、妖怪や民俗学の本を読むこと、妻、息子、妻との晩酌
 嫌いだったもの:責任を押し付けてくる上司、利益しか考えない上層部、医療を商売と考える姿勢

 現在の好きなもの:妖術研究、己の反魂理論の精査、シミュレート
 現在の嫌いなもの:仕事

 難関裡辺大学医学部をストレートで合格した天才。六年間生真面目に学業に励む傍ら、勉強に使っていた喫茶店に来ていた退魔師・漆宮浮奈に惚れて猛アタックを繰り返す一面もあった。
 学生結婚をし、26歳で燈真を初めて抱いた。

 浮奈の存命中は明るく、ユーモアのある好青年だったが事故後、性格は豹変。無口になり、心を閉ざした。

 浮奈を奪った交通事故から一年間は休業し、自宅に引き篭もる。その間、買い物の一切をデリバリーに頼っていた。また消費者金融から多額の借金をしていた形跡も見られる。家を抵当に入れ、復職後賃貸に引っ越した。

 再婚は世間体を考えたものと燈真は考えていたが、実際は幼い燈真には女親がいると考えた孝之の思いやりである。しかし、すでに人としての常識が欠落していた孝之が選んだのは地雷女だった。

 引きこもっていた間に事故を起こした相手を調べ上げ、その人物が退魔局役員の息子であることを突き止める(奇しくも燈真に濡れ衣を着せた同級生の父親)。
 浮奈復活を目論み、禁忌の反魂の術に手を出す。孝之なりに失われた魂が帰ってこないことは分かりきっていたので、同一に近しい別人と割り切って新たな浮奈を生み出そうとしていた。もはや復活ですらないが、この時点で孝之にはまともな思考回路など機能していなかった。

 本編第5章で燈真と再会した際に、己の研究成果を披露するが……?

 額の傷は燈真が三歳の頃に階段から落ちた際、咄嗟にキャッチしたときに負ったもの。燈真は無事だったが、孝之は額を割る大怪我をした。

 もともと目つきが悪く、燈真にそれが遺伝した際には申し訳なく思ったらしい。



 燈真パッパの漆宮孝之さんです。旧姓は橘川。
 実は孝之さんの祖父(燈真の曾祖父)が常闇之神社神主という神職の家系です。たぶん中学までは退魔師を目指していたんでしょうが、親からの反対と医学に興味をシフトさせて、猛勉強したのだろうな、と。
 燈真マッマ浮奈さんに対しては分かりやすいくらいに尻に敷かれたんだろうと思います。浮奈マッマは多分、鬼の血が入ってるんでなかなか豪傑でしょうし。

 髪の色は孝之さん、目の色は浮奈さんのが燈真君に遺伝しています。それから燈真君や桜花君の青メッシュは、浮奈さんの血です。

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