「カクヨム作家さんに聞いてみた」を更新しました。
今回の「カクヨム作家さんに聞いてみた」では、「斬壺」の木下望太郎さんにインタビューしています。
私は普段、木下さんの「かもす仏議の四天王」の話ばかりしているので、木下さんをコメディ作家だと思われている方がいるかも知れません。しかし、木下さんは素晴らしい文学作家ですよ!
木下さんの「斬壺」は、剣の天才に近づこうとする武士の生き様を描いた名作です。まだ読んだことのない方はこの機会に是非!
https://kakuyomu.jp/works/16816700429059636654さて、木下さんの書く小説のジャンル(?)の一つに「有無を言わさずぶった斬る」というのがあります(当社調べ)。「メリークリスマス、カンパニェーロ」や「剣聖リバーロ」は、このぶった斬る系のお話の典型です。
私は、このぶった斬る系のお話を読むと、つい刀に取り憑かれた殿様を想像してしまいます。それが昂じて、木下さんには「刀に取り憑かれた殿のスタンド」が付いていて、このスタンド「殿」が木下さんにぶった斬る系のお話を書かせているんだ……と信じるに至りました。
(スタンドをご存知ない方へ: スタンドは「ジョジョの不思議な…じゃなくて奇妙な冒険」というマンガに出てくる、特殊能力が人格化したものです)
なので、「剣聖リバーロ」とかを読むと、「おお、『殿』が荒ぶっておる……」とつい呟いてしまいます。ちなみにスタンド「殿」の能力は「手先が器用」です。
以下は私の脳内に住んでいる「殿」です。刀っていうか、包丁に取り憑かれてますが……。