あ、いや……、小説じゃないんで。すいません。
庭の水抜きを作りました!
我が家は斜面にあり、庭の下の方に水が溜まってしまうところがありました。水だけだったらいいんですが、まあ、「ど」田舎なもので、どこかの下水も流れ込んでいて、あまり芳しくない香りが漂っておりました。
この水溜りを掘り起こしまして、水捌けが悪い原因を調べてみました。うちの周りは基本的に粘土層で、地下では粘土が岩石化しています。どうも水の溜まるところは粘土が石畳のようになってしまっているようでした。
庭をもう少し下るとそこで水が滲み込んでいるので、そこまで溝を掘ることにしました。鍬とスコップでざっくざっくと掘り起こしていきます。そして溝の最終地点にはちょっとした溜め池を作りました。ここなら水が溜まってもすぐに周りに滲み込んでいくので大丈夫です。
途中、様々な大きさの石が出てきました。20 cm くらいまでの石は掘り起こせるんですが、40 cm クラスの石は流石に自力では動かせません。いや、頑張れば掘り起こせたと思うんですが、以前別案件で 40 cm クラスの石を掘り起こしたときは、腰をやりそうだったので危ない橋は渡らないことにしました。
ということで、途中岩盤に突き当たってしまったところの傾斜を整えつつ 2 m ばかりの溝を掘りました。木の根っこが横切っていたところは、根を切りました。
最初はここに物置で見つけたパイプを適当に繋げてドリルでザル状に穴を開けたものを埋設したのですが、どうも穴が小さ過ぎて泥が入ってすぐ詰まってしまうようでした。そして、水はパイプの外側を流れるばかり。
うちのドリルは最大が 8 ミリなので、これ以上大きい穴も開けられないし(このために新しいビットを買うのはイヤ)、どうしようかな、と思っていたところ、やはり物置でいいものを見つけました。葦簀(よしず)です。葦なので、空洞で水を通すし、葦の間にも水が入ってちょうど良いです。腐ってしまっても、水は吸うので問題ありません。適当な幅に切って丸めてパイプ代わりに設置しました。
下部の溜め池には、やはり物置で見つけたテラコッタのタイルを被せて埋まらないようにしました。最後にガーデンセンターで買ってきた安い土を被せてできあがりです。
今朝見に行ったところ、無事に水漏れもせず、匂いもしませんでした。
おっしゃ!💪