「運命の一枝」シリーズ、と名付けています。
同じ登場人物による、別々の「一枝」の物語。

「運命は多数に枝分かれするものであるから、
 些細なきっかけで、別々の道をたどり得る」

というコンセプトのシリーズ4本とも完結です。
4という数は中国伝説上の四聖獣に由来します。

キャッチコピーは「因果の天秤に、均衡を」。
中二病単語集と睨めっこして捻り出しました。

代償を差し出せば、どんな願いも叶える宝珠。
その奇跡の預かり手たちによる殺伐系青春劇。

書いた順番に、ひとことずつ紹介いたします。
背表紙と帯だけ眺める感じで、ご覧ください。


【白虎】
LONELY GUARDIAN―守り人は孤独と愛を歌う―
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881602112

「現れたのは、未来からきたオレの息子!?」
守りたい。愛おしい。そんな想い、初めて知った。
BGM:BUMP OF CHICKEN「カルマ」


【青龍】
PRINCESS SWORD―姫のツルギは恋を貫く―
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881697781

「異能使いのお嬢様、初恋はキケンな血の香り」
あなたの目に映るのは、わたしひとりでいいのよ。
BGM:BUMP OF CHICKEN「firefly」


【玄武】
LOGICAL PURENESS―秀才は初恋を理論する―
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886513075

「悪夢の国のアリスは、ココロを閉ざした眠り姫」
感情などという不定形なものは嫌いなはずだった。
BGM:BUMP OF CHICKEN「メーデー」


【朱雀】
DISTOPIA EMPEROR―絶対王者は破滅を命ず―
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886513190

「全員、狂気。こんな世界、続ける価値もねーだろ」
滅んじまえと願った一枝、続いてほしいと願う一枝。
BGM:BUMP OF CHICKEN「コロニー」「プレゼント」


元ネタは自分で書いた中国歴史小説だったのですが、
あまりに痛々しかったので現実逃避することにして。

セルフ二次創作の現代パロディ学園ものを思い付き、
嬉々として書いてみたら、結局、痛々テイストです。

元ネタのほう(南宋モンゴル戦争の襄陽籠城戦)は、
いつかきちんと日の目を見せてやりたいと思います。

作中に出てくるロックバンド「瑪都流」の音楽性は、
BUMP OF CHICKENを色濃くイメージしています。

瑪都流の歌詞はこちらに別立てで収録してあります。
「弱虫な勇者の唄」の章にある6編(曲はないです)

【歌詞集】この胸の叫びは飼い慣らせないから
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884142738


「運命の一枝」シリーズは書きたかったから書いた。
賞に照準を据えた書き方をせず、好き放題に書いた。

電撃《新文芸》スタートアップコンテストへの応募、
という機会を得て、秀才と絶対王者を書きましたが。

待ってくださっていたかたのおかげで、書けました。
私の「好き放題」を共有してくださってありがとう。

選考通過というチャンスに恵まれたら嬉しいけれど、
今回だけは、切羽詰まってもがっついてもいません。

また「あいつら」と一緒に戦えて楽しかったな、と。
一区切りとなる4本を書き上げたことで、満足です。

ああ、楽しかった。濃かった。
また何かの形できみたちを書くよー。


前に近況ノートでこのシリーズについて語りました。

「運命の一枝」を巡る異能バトル、始めました! いくぜ、殺伐風味の青春劇!
https://kakuyomu.jp/users/icycrescent/news/1177354054886547101

【完結】LOGICAL PURENESS―秀才は初恋を理論する―
https://kakuyomu.jp/users/icycrescent/news/1177354054886644214