緋雪がこんな時間に、こんなタイトルを書くと、「ホラーかっ!!」と思わせてしまいそうです。
眠れないのです(泣)。ただそれだけです。
で、一昨日撮れた不思議な写真を一枚。
(こわいこわい)
いや、真相がわかると、「なんだあ」なんですけど、これを発見したとき、私は三重の意味で恐怖に慄きました。
写真は、その、発見した足跡なんです。
15センチ位の深さの雪の中、表玄関から土手の際まで続く足跡。
大きさは、男の人の冬用の長靴(ちょっと大きめ)くらい。
なので、最初、夫がそこへ行ったものと思ったのですが、夫に聞くと、そんなとこ歩いてないと言います。
えー?じゃあ誰が来たの?怖いんだけど。
そして私は気付きます。
「え? 待って、帰ってきた足跡がない……」
そう、足跡は一方通行。
土手の上に建っている家なので、そこから先には降りられません。
更には、表玄関からも裏玄関からも足跡がない。
そう、それは、除雪したあと地面が見えるくらいのところから始まって、いきなり雪の深いところにズボッズボッと歩いた跡が。
気持ちが悪い。っていうか怖い。
誰が、もしくは何がいたの、ここに??
え?まさか??
私の思考は、もっと怖いところに。
「熊じゃ……ないよね……💧」
そう、それは、なんならお化けや不審者より怖い。
(流石に冬眠してると思うけど)
真剣に足跡を見ながら悩んでいる私の姿を見て、夫が様子を見に参りました。
「あはは。これ、キツネ(笑)」
「は?キツネの足のサイズじゃないじゃん!!」
「バサッと飛び込んだら、思ったより深かったんだな。で、向こうまでピョンピョン跳ねてったと」
「あ?そういうこと?」
「足跡じゃないな(笑)」
「キツネの埋まったとこまでのサイズ??」
「そういうことです」
不審者でもお化けでも熊でもなかったよー。
キツネだったよー。
真相がわかってよかったよー、というお話でした。