まゆから、わかちゃんの写真が届きました。
「可愛い!」
そうなんですよね。
たくさん線とかチューブとかに繋がれて、可哀想なのに、写真を見た最初の気持ちって、「可愛い!」なんですよ。私はやっぱり、わかちゃんのばあばなんだなって思いました。
まゆは、毎日毎日、会いに行って、そこで搾乳しては管を通して与えてもらい、綿棒で少し舐めさせて、あとは、手足を撫でたりしているそうです。
「赤ちゃんって何でも泣いて、お世話が大変だなって思ってたけど、私は、とにかく何でもいいから泣いて!って思う。」
そう言う娘の声を、電話越しにしか聞けないのがもどかしく、一緒に居て、抱きしめてやれたら……と思いました。
一日に何度もLINEや電話で話をしています。
なるべくなるべくポジティブなことを言うのだけれど、反面、ネガティブなことから逃げている娘の姿も見えていて、きっと本人もそれを自覚していて、見ていてとても辛くて切ないです。
本当に神様がいてくださるなら。
健常児にしてくれとまでは言いません。
せめて、まゆに、わかちゃんの鳴き声を聞かせてやってほしいのです。
それだけで、彼女は救われると思うから。
私は、まゆの母親として、毎日何回でも話して、彼女の気持ちを受け止めてやりたいと思います。