『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノート。本編はこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925↓↓↓以下、ネタバレ注意↓↓↓
かくて、イケメンと地味女のカップルが現代の世界に誕生しました。
……普通ッ!
歴史と時空と魂の激動を経てきたエックハルトと若葉ですが、一見はとても普通。……なんですが、二人が共有する思い出、辿ってきた歴史はとっても普通ではない。
そんな二人、こんな日常を送ってます、的な漫画を一番下に↓↓↓
疲れてお腹が空いただけの帰宅エックハルト。こっちの世界でも食に拘りのないエックハルトですが、若葉と一緒の生活では味覚も戻って来るし人並みにお腹も空くらしいです。彼にとっては生命線。
小説の地の文では「自分は釣り合ってない」と謙遜しきりの若葉ですが、傍から見て「釣り合ってない」と思う人はそんなにいないのではと思います。
むしろ親しい人には、一見イケメンながらどこかしら変人のエックハルトを上手いこと乗りこなすことができる嫁みたいに見られているかもしれません。
美女かどうかや人種で差別するような人もいないことはないでしょうが、そういう人のことはそもそもエックハルト自身がすごく嫌っています。その点は現代って良い時代ですね。
こっちの世界の二人の家族は、困惑もないではないでしょうが、元々ちょっと頑ななところもある二人の選択を応援しているかと思います。
さて、『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』も、10章最終回と、それからちょっとしたエピローグを残すのみとなりました。
ここまでお付き合いいただいた皆さんには、本当にありがとうございます。
最後に、小さな小さな奇跡を込めて。どうか、完走までお付き合いいただければ、本当に嬉しいです!