蒼河颯人

　世界の文明が爛熟期を迎えたある時、奇妙な人類が出現する。彼らは賢く、美しく、長命でそして周囲の異性を否応なく魅了した。超人類である彼らはエターナル（不滅の）と呼ばれるが、そのあ…

魑魅魍魎が跋扈する大正時代。 神々の血を継ぐ八十神家、神々に仕える巫覡の者・神森家は、夜な夜な戦いを繰り広げている。 十八歳の藤村咲耶は、両親の希望で家事手伝いをしながら日々を過…

前回のカクコン９短編特別賞受賞者による「カクコン短編・小説部門」の分析です。

私はジー。 ヒューマンジーのジー。 ヒューマンジー、とは、ヒューマン（人間）とチンパンジー（猿）の合体語。 つまり、私は……。

「ねぇ、晶ちゃん。ピアノ、弾いてくんないかな？」 落葉舞う秋のある日、僕に声をかけてきたのは幼馴染みの遙花だった。 幼馴染みといっても、一緒に遊んでいたのは幼稚園の頃だけ。 高校…

離島で、護衛兼子守役の三獣士と暮らしていた「鬼姫」こと、鬼ヶ崎華。 縛りが強い本家から自分の意志で出て行き、離島に住んでいた彼女。 ある日、本家に居る父親から呼び戻され、仕方な…

　料理人の俺は腹ペコ彼女に料理を作る。ヴァンパイアの彼女に合わせた、特別な料理を。

何気なくつけたテレビに映った彼岸花の名所を見た途端、僕の心は激しい焦燥感に襲われた。なぜだかわからないけれど、そこへ行かなければならないと強く思った。 賑わう観光客の波から外れ、…

「俺たちは夢を諦めたんじゃない。それ以上になりたいものができたんだ」 人ならざる者が現れ、共存して久しい日々を送る首都、東京。 神魔対応特化の警察組織である特殊部隊は交通機動隊…

辺境の片田舎にある育った村を離れ、王都へやって来たリトは、これまで知らなかった獣人という存在に魅せられる。 自分の住む国が獣人の国であることも知らなかったほど世情に疎いリト。 …

ツイッターで連ツイしようかとメモしていたら長くなったのでカクヨムに放流。 エッセイカテゴリに流しますが、まとまらない駄文になっているのとあやふやな記述、表現が散見されます。所詮は…

前世は日本のオタク・昕晨星は後宮入りした。 理由は初恋が諦められないからと、皇帝からの要請があったため。 ところがその皇帝は、かつて一家で保護して友人となった直だった。 同じくし…

テーマは「赤」

またまた、やって来ました『短歌の秋』 頑張って詠みますね。

イセカイフドキ様による「ファンタジックお題メーカー（ライト・ヘヴィ）」（https://shindanmaker.com/1194949）（https://shindanmake…

単なる私の独り言です。 面白くはありません。 結構毒を吐くかもしれません。 ※思った時に勢いで書くので、不定期になります。一度に連続投下することもあるかもしれないので、興味があ…

『氷の令嬢』と呼ばれる、水色の瞳と髪を持つ侯爵令嬢のユリアーネ。 舞踏会でピンクヘアの男爵令嬢パトリシアと腕を絡ませた婚約者の王太子アントン殿下に婚約破棄を言い渡されたショックか…

大学生の俺は、まかない飯が絶品のカフェバー「ムーンサイド」でバイトをしている。 ある日特別客としてやってきたダンディ紳士……彼は店長の副業『祓い屋』の依頼人だった！ お祓いに悪…

僕、飯田太朗の元に東大で人工知能の研究をしているという学者が来る。何でも父の死の真相を知りたいらしい。父はダイイング・メッセージを残していた。曰く。 「プスーヒョロギィ」

幼い頃、祖母から聞いた話。妾腹の娘として引き取られたカノという少女。陰湿ないじめの末に死んだと思われる少女は、どこにいったのか……？

本当の恐怖は、このお話が終わったあとでした…

死霊が見える特異体質のカレンは財政難の実家を救うため裕福な家へ嫁入りすることを強く望んでいた。しかしゴースト令嬢と揶揄されるカレンは今回の婚約も破棄されてしまう。 そんなカレンを…

明治の中頃。明治政府の近代化政策とは裏腹に、貧しい庶民は昔から変わらぬ生活を抜け出せていなかった。寒村に住む少女、民子は、女衒に連れられ東京に向かう途中、吹雪に遭い、山小屋に閉じ…

怖い話聞いたり観たりしていると、怖い現象は寄ってくると言いますか…… ＊公式自主企画「怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語」応募作品

クラルス王国第一王女のエルは、幼い頃から戦場の象徴として育ち、クラルスの戦乙女として名を馳せていた。 そんなある日、身内の裏切りにより敵国で世界一の軍事力を誇るアウレア王国に売…

【第七回こむら川小説大賞】参加作です。 披露宴会場を舞台にしたお仕事小説です。 レギュレーション ◆新規書き下ろし一次創作限定 ◆3,000文字以上、10,000文字以下 ◆お…

　ハヌマンラングール （霊長目オナガザル科）のオスによる子殺しが発見・報告されたのは一九六五年のことであるが、この行動が自然に起きたものであることは長い間認められて来なかった。 …

或る鉱山でしか採れない、輝く石。それを掘る鉱夫は楽に大金を稼ぐことが出来るが、固い掟に縛られていて…… 光を巡るダークファンタジー。 第七回こむら川小説大賞に寄せて。

出口も見当たらない奇妙な部屋で、電球になった幼馴染と出会う話 第七回こむら川小説大賞参加作品 テーマ『光』で書きました。 がっつりブロマンス

私の中学時代の話です。 いわゆる、ヤンキーが多い県の中学校ですね。 年代的に知らない人もいるでしょうが、映画や漫画の『ビ◌バップ・ハイスク◌ル』 や 漫画の『カメレ□ン』…

ゾンビは「UV-H」と呼ばれる特殊な光線に弱いらしい。 灼熱地獄と化した近未来を舞台に、アラサーに片足つっこんでる翠ちゃんと、幼馴染でゾンビハンターの朝陽くんを取り巻く非日常な日…

ファミコン版ドラクエ３の思い出です。

「怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語」応募作☆ 　拙著には珍しく完全なる実体験です。 　なんとなく不思議な出来事に遭遇することはあっても、あまりに短かったり、大した話じゃ…

隣村まで使いに行った助六は、雨の中最近不穏な噂のある峠を暗くなる前に越えようと急いでいた。下りに入り、調子よく足を運ぶ彼の耳に女の悲鳴が届く。駆けつけてみるとそれは怪しい美しさを…

　ニンゲンで、ごくありきたりの金髪美女。 　そんな彼女は、海水に触れると、体が人魚へと変化する能力をもっている。 　そんな彼女も、今では愛する人がいるけど、本当の愛は伝わってい…

これは、自分が幼かった頃に体験した実話です。 おばあちゃんの死と、それにまつわる不思議な体験談。 完全ノンフィクション。 小説の朗読をして頂きました！ 朗読：みつなつ🍀書…

バイト終わりの女子高生が遭遇した、ひやっとした話。 出オチ説明しますが、よくある「生きてる人間のが怖いよね～」みたいなありふれた話です。 オチは比較的マイルドにしましたが、夜…

仕事帰り、遅い時間に一人で歩いていると、背後から何かがついてくる気配がする。しかし足音がしない。恐ろしくて振り返る事もできない。

主人公たくと君は、丑三つ時にトイレへ……。 そこにあった鏡に写ったものは……。

みつなつさんの「納涼企画」に参加するためッ！！ フハハハ、実に五年の月日を経て、大幅加筆改稿で甦ったぞッ！！ 読んでしょ！！

主人公は早期退職した会社員。 退職した理由は、会社の都合と立場上の問題。 あと、その後の身の振り方があったから。 それは、元の会社の新事業関連子会社の経営者。 彼は、妻にそれを相…

祖母の通夜で体験したお話です。

これは私が20代前半の時に体験したお話です。 田舎とはいえ、若い女性が一人で歩くにはかなり遅い時間。信号を待つ私の耳に、何やら不思議な『音』が聞こえてきたのです。 ※これは毎日…

Googleマップで自分が昔行った場所を見返すことが趣味の私はある日、山の祠にピンが留まっていることに気づく。 「ずっと見てました」 レビューにはそんな文言があり……？

僕、飯田太朗は高校時代の恩師、時曽根先生に導かれ岩手県は遠野、隼峯村へと向かう。何でも先生の家の遺産相続問題があるらしい。田舎の寒村に似つかわしくない巨大な西洋館、それこそが先生…

【愛し合えないまま死に別れた二人のやり直し下克上ロマンス、開幕――！】 「最初に言っておくが、君と必要以上に親しくするつもりはない」 婚約者である第二皇子のシオンに初対面で突…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330666617106289 　もとはとあ…

〆切をギリギリでクリアした僕、飯田太朗は担当編集者の与謝野くんから一本のワインを飲まないかと持ちかけられる。何でもイタリアの貴重なワインらしいのだが、飲もうとすると……？

20歳になる田中零は、筑波山の麓にある全寮制の大学で過ごし、日々分子生物学の研究に勤しんでいた。だが、最近巷には今までにないウイルスが流行り、その感染拡大のためのワクチン接種が始…

三十年余り連れ添った伴侶の死。 ソレを機に聞かされたのは、母が父に向け続けた一つの想い。 私はそれを聞かされて、母が恐ろしいと思うようになった。