不幸の手紙。陳腐なイタズラじみた手紙が添えられていたのは、汚く、臭い段ボール箱。使い古された“不幸”ごと、とっとと処分してしまおう。そう考えても、誰もこの人を責められまい。だが、恐怖とは、予想しなかったところから、想像を超える形で現出するからこそ恐怖なのだ。本物の“不幸”を運ぶ恐怖をありありと描き出した傑作。
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