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「今あなたが住んでいる部屋で、かつて凄惨な事件が起きた」と彼女は言う。/ 美しく飛ぶ蛍に無粋な感想は要らない /他3作品

 2022年5月の一ヶ月分まとめた投稿報告です。いつものように記事タイトルは投稿した短編小説のキャッチコピーを並べたかったのですが、100文字制限に収まらなかったため、最初の2作品のみになっています。
 エッセイの更新もありましたが、長編の更新は皆無です。短編投稿については、先月の3作品よりは増えましたが、今月も少なく5作品だけでした。

『私の部屋で殺されたのは』
https://kakuyomu.jp/works/16817139554505148665

『蛍が飛び交う雲の中』
https://kakuyomu.jp/works/16817139554776699680

『そんなに急いでどこへ行く』
https://kakuyomu.jp/works/16817139554788859703

『俺の顔に何かついてる?』
https://kakuyomu.jp/works/16817139554794022018

『黒い子が私のあとをついてくる』
https://kakuyomu.jp/works/16817139554794336099

 今月投稿した短編5作品のうち、『私の部屋で殺されたのは』は「5分で読書」短編小説コンテストに応募したくて書いた作品で、『蛍が飛び交う雲の中』は自主企画参加用の執筆。
 残り3作品は、よその短編コンテストに応募して落選したものですが、小説投稿サイトのコンテストではなかったので(応募先で作品掲載されるのは受賞作品のみなので)、一般公開は今回が初めて。
 その意味では、今月の5短編は全てカクヨム初出の作品と言えるででしょう。


 以下は少しプライベートな話になりますが、後々私の執筆活動にも関わってくると思うので、ここで報告しておきます。
 GW中のある朝、テーブルの上にペットの注文に関するメモが置かれていました。父が突然、子犬を飼い始める気になったのです。
 昔から金魚は飼っていた父ですが、今まで動物に興味はなさそうだったので、とても驚きました。半年くらい前に母が亡くなっており、その関係で父も寂しくなったのだろうか。私はそう想像してしまいましたが、父が言うには、前々から犬を飼いたかったけれど母が反対していたので飼わなかった、とのこと。
 考えてみると、私が小さい頃には実家に犬がいたのですが、当時は祖父母と同居であり、祖父が経営している商店も併設されていたので、実家ではあるけれど両親の家というより祖父母の家という感覚でした。犬も祖父母が飼っている、と思っていました。

 当時の犬は外で飼うような大型犬でしたが、今回はトイプードルの子犬(生後3ヶ月)です。とはいえ家の中すべてを汚されるのは大変、と父も考えており、玄関とその近辺の廊下を子犬のスペースにすることになりました。
 子犬が我が家に来るまでの間に、インターネットでペットフェンスも注文して用意しておきました。5月12日に子犬と一緒に来た飼育ケージを玄関に置いて「ペットフェンスがあるから」ということで飼育ケージは常時開放というスタイルです。
 ところがその日のうちに、ペットフェンスの数センチの隙間では子犬が潜り抜けてしまうと判明。フェンスの内側に段ボールを並べて、子犬のスペースは少し狭くなってしまいました。
「飼育ケージは常時開放」という方針は続けたので、私たち人間が寝ている間も子犬は玄関と廊下の一部を歩き回れますが、だいたい夜は自分からケージに入って寝るようです。朝になると出てきて、フェンスに立てかけてある段ボールをカリカリ引っ掻いて「外へ出して」とアピール。晴れていれば1日3回、食事を兼ねてそれぞれ1時間か2時間くらい、庭で遊ばせる生活です。
 庭で跳ね回る子犬の姿はとても可愛らしく、私がTwitterに動画をあげるほどでした。余談ですが、おかげさまで、スマホで動画撮影する方法やそれをPCに送る方法を覚えました。特に後者は、最初は「容量オーバーで送れません」となり、少し苦労しました。

 ところが数日前、予防接種のため動物病院へ行った際に「その飼い方は良くない」と獣医さんから注意されました。先ほどの実家の大型犬の話は40年どころか50年近く前の話であり、私も父も感覚が古かったのですね。
 具体的には「ケージが開けっ放しで常時行動できる範囲が大きいと、縄張り意識の広い子になるからケージに入れるように」「庭で自由にさせると草や土を食べてしまうから、自分の家の庭でもリードをつけるように」と言われたのです。
 そんなわけで、今では一緒に遊ぶ時以外は、扉を閉めたケージに入れっ放し。庭でもリード付きなので、以前ほどピョンピョン跳び回れません。

 飼い主は私ではなく父なので、基本的には父が子犬の世話をしていますが、庭で遊ばせるのは父だけでは手が足りず、私も一緒になって(あるいは交代で)おこなっています。朝昼夕の食事時間の全てではないにしても、かなりの時間を子犬と付き合う生活になりました。
 その分、執筆活動の時間が物理的に削られます。逆に、犬と関わることで何か小説のネタが得られるかもしれません。そうしたプラスマイナス両面の影響が出てくると思うので、ここで報告させていただきました。

 今回の画像(正確には動画の一時静止)は、ケージ開けっ放しでペットフェンスの段ボールまでが子犬のテリトリーだった頃の様子と、庭でリードなしで遊んでいた頃の様子です。特に後者は、本当は動画でお見せしたいのですが……。
 Twitterと違って、近況ノートに掲載できるのは画像のみですよね?

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