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予定外の中間発表?

 6月7日の近況ノート「落選カレンダー」に記したように、最近の私は、以前にも増して色々なコンテストに応募しています。そして当然のように、落選を重ねています。
 6月7日の時点で『発表予定』だった10コンテストのうち、既に6コンテストで完全落選が確定しました。最終的な落選はもちろん、一次選考や中間選考で落ちたという意味での『完全落選』です。

 そんな中、8月14日の近況ノートでも記したように、「小説家になろう」の「第9回ネット小説大賞」では、第7回や第8回と同じく、複数作品が一次選考を通過。ようやく『完全落選』以外が出てきました。
 しかし喜んでばかりもいられません。昨日8月16日も、またひとつ『完全落選』がありました。もともと7月末に発表予定だったコンテストで、7月28日に「8月16日に発表延期」という告知が出ていたものです。
 そのように、あらかじめ何らかの予告があれば心の準備もできますが……。
 本日ひとつ、予定外の発表がありました。応募要項では「結果発表 2021年8月末」とだけ記されていたコンテストが、最終発表の前に中間選考という形で、作品数を絞ってきたのです。

 コンテストの名称は「Re-lay 作家コンテスト」。短編専門の小説投稿サイト「Prologue」で開催されていたものです。
 ミステリー部門と恋愛部門の2部門があって、それぞれ5つのテーマで募集されていたコンテストです。私はミステリー部門に3作品と恋愛部門に2作品、合わせて5作品を応募していました。
 応募期間終了時点で、コンテスト主催者側から「予想以上の応募総数」という話があったので、チラッとだけ「いきなり最終発表でなく、一次選考あるいは中間選考をやるかも?」と想像しましたが、あくまでも『チラッと』です。本当に中間選考があるとは、あまり思っていませんでした。嬉しい驚きです。
 たまたまTwitterを見ていて、私が告知ツイートを見つけたのが、夜の10時頃。発表告知のツイート自体は「午後8:57」となっていました。コンテスト運営の方々は、夜遅くまで働いておられるのですね!
 だいたい私のコンテスト応募は「どうせ受賞は無理だろうけど、一次選考や中間選考に通過したら嬉しいな」というレベルなので、まず一次選考や中間選考があったというだけで、私には嬉しい事態となります。
 もちろん、そこで私の作品が落ちていたら、すぐに「嬉しい」は「悲しい」に変わるわけですが……。
 ありました!
 5作品応募した中の1作品が、中間通過していました!

 またひとつ、『完全落選』ではなく途中通過となって、まずはホッとしました。
 ただし、自分では「これこそ傑作だろう。もしも私の5作品の中で受賞するものがあるとすれば、これしかない」と思っていた自信作。ミステリー部門「泥酔して目が覚めると」テーマで応募していた作品は、サイト内の読者評価も私の投稿作品の中ではダントツだったのに(あくまでも『私の投稿作品の中では』という条件付きであり、「いいね」が7つでした)、残念ながら落選していました。
 短編とはいえ、もしもミステリー小説で受賞できれば、子供の頃に憧れた推理作家の端くれになれると思ったのに、またもや夢破れた形です。本当に残念です。

 中間通過していた1作品は、恋愛部門「両想いなのに交われない2人の話」テーマで応募した短編でした。
 実は以前に、カクヨムで連載中のエッセイ『カクヨムを使い始めて思うこと』の中で、比較のための他サイトの話として「Prologue」についても触れています。

「また新しく小説投稿サイトに登録してみました(後編)――Prologue――」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889095417/episodes/16816452221258966476

 その際、登録したきっかけの一つとして、今回のコンテストについても述べていました。
 エッセイ執筆の時点では、応募5作品のうち3作品しか投稿していなかったのですが、今回の通過作品に関しては、

> そして「両想いなのに交われない2人の話」。両想いなのに交われない理由を考えていったら、恋愛要素がドンドンなくなってしまって……。恋愛小説というより、SF小説っぽくなってしまいました。こんなものを恋愛部門に応募するのは恥ずかしい!

 と記していました。
 そんな『恥ずかしい』という自己評価の作品だけが、中間通過するなんて……。
 自分の評価と他人の評価は必ずしも一致しない、という一つの例ですね。
 当時の自分の評価を思い出すと、次の段階へ進むのは期待できず、ここでお終いだろう、とも思えてくるのですが、しかし数字だけ見てみると。
 応募総数は1029作品で、中間選考通過は51作品。
 このうち最終的な受賞作品20が1冊の電子書籍として出版される予定です。
 51作品の中から20作品受賞できると考えたら、凄い大盤振る舞いですよね?
 確率は約2/5! 甘い言い方をするならば、半分弱!
 今まで中間通過したコンテストの中で、一番の高確率ではないでしょうか。
 ついつい期待してしまい、ワクワクドキドキです!

 ……どうせ現実は甘くないのでしょうけど。

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