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落選カレンダー

 投稿報告でもなく、嬉しいニュースがあるわけでもなく、雑然とした近況です。

 前々回の近況ノートで『私としてはカクヨムがメインのつもりなのに、最近は他での活動ばかり』と書きましたが、では具体的に何をしているのか、という話です。もちろん「ノベリズム」での長編連載は続けているのですが、他に水面下の活動として、色々な短編コンテストに応募しまくっています。
 コンテスト応募といっても「こんなもの受かるわけない!」というレベルで、身の程知らずばかり。まさに水面下で足をバタバタさせる水鳥のようです。悪あがきというやつですね。

 あまりに色々と応募していると、自分でも何をどこに応募中なのか把握が難しくなるので、それぞれ投稿サイトごとにファイルをまとめているのですが……。
 ふと「『投稿サイトごと』よりも『発表時期』で整理した方が見やすいのでは?」と思い立ち、そういうファイルをまとめてみました。
 短編コンテストばかりでなく一部長編も含まれていますが、応募中のコンテストを発表予定順に並べてみると、こんな感じになりました。


2021年6月上旬頃予定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第147回「うそつき」
(1作品)

2021年6月下旬頃予定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第148回「暗闇の中で」
(1作品)

2021年6月末予定
「NOVEL DAYS」2000字文学賞 「コメディ小説」
(12作品)

2021年7月中旬頃予定
「エブリスタ」あなたの小説が5P分マンガになる!ファンタジーコンテスト
(1作品)

2021年7月末予定
「NOVEL DAYS」2021年上半期 エッセイ&ノンフィクションコンテスト
(2作品)

2021年8月中旬予定(一次選考)
「小説家になろう」第9回ネット小説大賞
(128作品)

2021年8月末予定
「Prologue」Re-lay 作家コンテスト
(3作品)

毎週発表
「NOVEL DAYS」〝ほっこりショート〟コンテスト第2弾「24時50分、どこかの誰かのモノローグ」
(2作品)

発表時期不明
「ステキブンゲイ」あるあるジャパンコラボ!コンテスト
(11作品)

発表時期不明
「光文社シートショート」第15回募集テーマ《誕生》
(3作品)


 こうして改めて眺めてみると、凄い数!
 それとも、私が慣れていないから『凄い数』と思ってしまうだけで、公募中心の方々は、いつももっとたくさん応募しておられるのでしょうか。
 発表予定が不明のものもありますが、だいたい8月くらいまでには発表されるのではないかと仮定すると、これから8月末までの約3か月の間に、実に164作品の結果――おそらく落選――を見ることになるわけです。1日平均1作品以上のペースですね。
 これらのコンテストに重複応募している作品はないはずなので、この作品数を見るだけでも「我ながらたくさん書いたものだなあ」と少し感慨深いです。
 たとえ落選という悪い結果であっても、とりあえず何かしらの結果発表がこうしてたくさん待ち構えているのは、ドキドキワクワク出来て楽しい毎日です。小説投稿という趣味は老後の楽しみには最適だと、改めて思います。

6件のコメント

  • 相変わらず積極的に活動されていて、すごいです。ドキドキワクワク、必要ですよね。
  •  オレンジ11様、コメントありがとうございます。
     真面目に受賞を目指してコンテスト応募するのであれば『積極的に活動されていて、すごいです』と言われて素直に喜べるのでしょうが、嬉しいどころか逆に恥ずかしくなってしまうのは、これこそ私が真剣じゃない証拠なのでしょうね。
     元々「自分が登録しているサイトでコンテストが開かれているから」という程度の気持ちで応募していましたが、そうすると「受賞作を読んでも私自身は面白いと思えない」というコンテストも多くて、「おそらく選考委員と私の『面白い』のセンスが違うから、いくら応募しても無駄なのだろう」と思いながら応募を続けてきました。コンテストの評価は二の次で、ただテーマに応じた作品を書きたいから、みたいな理由です。そういう参加の仕方は『コンテスト』という本来の趣旨からすれば誉められたものではないな、と思っていたのですが……。
     最近では「自分の活動範囲内にコンテストがあるから」ではなく、少し積極的に、まだ登録していないサイトなどでも短編コンテストを探すようになりました。そういう場合、あらかじめ前回までの受賞作その他(受賞の下の優秀作とか、さらに下の佳作とかも)をいくつか読むのですが、そうすると「確かにこれは面白い!」と思える。でもこれはこれで「こんな素晴らしい作品、私には絶対に書けない! このコンテスト、レベルが高すぎて応募しても絶対無理!」と感じてしまう。結局のところ「これは応募しても落ちる」と思いながら応募するのは同じになるので、こういうスタンスで応募している以上、いくら積極的に応募しても私はエンジョイ勢に過ぎないのだろう、と自覚しています。真剣に活動している方々は「落ちる」と思わず「受かるかもしれない」という気持ちでコンテストに臨んでおられるはずですよね。そういう方々こそ、尊敬に値します。
     とはいえ「落ちる」と思っていてもドキドキワクワクできるのは、何なのでしょうね。「可能性は0じゃないから」みたいな、宝くじみたいな感覚でしょうか。
  • 丁寧なご返信、ありがとうございます。
    烏川さんの素晴らしいところの一つは、いつも地に足がついていて客観性があることだと思います。
    私見ですが、客観性というのは、執筆において強力な武器だと思うのですよ…。

    筆力も、エンジョイ勢というには高いと思います。
    何しろ読みやすいですから。
    もちろん、楽しみのために書くのは素晴らしいことだと思います。
    でも、運とタイミングが揃った時に、烏川さんの実力や知識があれば、いけるんじゃないか? と私は思っています。応援しています!
  •  オレンジ11様、再びありがとうございます。
     客観性というのは……どうなのでしょうね。確かに自己分析は好きですが、なんだか自分で自分を言いくるめるような感じの分析が多くて、それが『客観的』な分析になっている自信は全くありません。

     運とタイミングが揃った時に、というお話。
     音楽や絵画のような芸術作品は絶対的な価値基準を作りにくいものだと思うのですが、小説も「誰が読んでも面白い」「誰が読んでも駄作」というものはないのですから、その意味では芸術の一種なのでしょう。そうした芸術の分野においては、絶対的な価値基準がないからこそ、まさに『運やタイミング』に左右される割合も大きくなるのではないか、と考えています。
     例えば私の場合、コンテスト受賞や紙媒体での出版のような高いレベルではないですが、ノベリズムで商業連載していること自体、そもそも『運やタイミング』の実例ですよね。書籍化実績のない私に声がかかったのは、新しいサイトを立ち上げようと作家を探していたタイミングだったからこそ。また、そうして探す中でたまたま私の作品を読んで気に入っていただけたのは、それこそ運が良かった、ということになります。
     コンテスト受賞や紙媒体での出版とは違いますが、これはこれで『運とタイミングが揃った』を経験したことになると思うので、これ以上の『運とタイミングが揃う』を望むのは高望みになるのかな、という気もします。まあ運も実力のうちと言いますし、この先何が起こるか全くわからないですけどね。
     ともあれ、『応援しています!』と言っていただけるのは嬉しいです。これからも執筆活動という趣味を楽しんでいきたいものです。
  • こんにちは
    自主企画「月刊カクヨム」の戸﨑享です。

    今回は月刊カクヨムのゲスト作品としての掲載へ参加表明ありがとうございました。作品を「月刊カクヨムNo.1」に掲載させていただきました。
  •  戸﨑享様、ありがとうございます。
     早速拝見させていただきます。
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