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落選しました……

 今まで「一次選考を通過しました!」みたいな近況ノートは書いても、いちいち落選に関しては報告してこなかったのですが……。
 一次選考通過や中間選考通過ならば報告はそれぞれ一回だけですが、今回は三次選考まで通過したために、複数回の報告でした。複数回にわたって続けた以上、きちんと終わらせないと気持ちが悪い。そう感じたので、落選に関しても報告することにしました。

 ステキブンゲイの「第一回ステキブンゲイ大賞」応募作は、残念ながら、四次選考の段階で落選しました。
 前回で一応ジンクスは破ったということで、今回は、すぐに発表を見に行きました(一昨日のうちにTwitterで「発表は土曜日」と告知されたのを見ていました)。もしも通過していたら「これでジンクスを破ったことは確定!」と思えたのですが、落ちたのでジンクスに関しては微妙ですね、さすがに四次選考は狭き門、残念です。

 しかし、とりあえず三次選考まで通過したことで、ここまで楽しめたのは良かったです。
 また「ここまで楽しめた」に関連して、おかげさまで最近は、ステキブンゲイへも頻繁に足を運ぶようになりました。
 きちんと利用していなかったので知らなかったのですが、ステキブンゲイでも案外、短編のコンテストは開かれているのですね。

 ちょうどカクヨムコンが終わって「今年は短編執筆が少なかった」と反省している時期でした(前回カクヨムコン期間中に書いて応募したのが12作品、今回は7作品)。だから今の私は、短編を書きたくて書きたくて仕方がない気持ちであり、自分で自分に対して「そんなんだったらカクヨムコン期間中にもっと書いておけよ!」とツッコミを入れたくなるほどです。
 今までのような小説投稿サイト経由の応募だけでなく、WEB版の公募ガイドでも短編のコンテストを探して「公募にもチャレンジしよう!」と思っているくらい。いくつか見つけた短編の公募も、ステキブンゲイの短編のコンテストも、どれも3月が締め切りのようなので、現在の「短編を書きたい!」という気持ちにはピッタリです。
 そうやって色々と短編を書いて、万一受賞できたら嬉しいし、落選しても後々カクヨムに投稿できるだろうから無駄にはならない。私の座右の銘である「よしんば大気圏突入前に敵を撃ち漏らしても、敵の進入角度を変えさせて我が軍の制圧下の大陸に木馬を引き寄せる、二段構えの作戦ですな」みたいな話です。

 これから執筆して落選する短編をカクヨムへ投稿するのは、出来れば来年のカクヨムコン時期までとっておきたいところですが、おそらく私は待ちきれなくて、落選確定後の割と早い時点で投稿してしまうでしょう(笑)。
 なお、ステキブンゲイへの短編投稿。まだコンテストのテーマに沿った新作が書けなくて、今は旧作の転載でお茶を濁している段階です。まだまだ応募総数が少ないので狙い目、と思っているのですが、どうせ締め切りまでには結構な数になるのでしょうね。
 私が最初に応募した時点では、まだ1作品のみ。私がいくつか応募した後も、他の方々の作品は現時点で、さらに3作品増えただけ。このまま終わってくれれば、競争率が低くて助かるのですが……。

 ちなみに、その短編コンテストはテーマが二つあって「胸キュンエピソード」と「イラッとする人を成敗してスカットするエピソード」。後者は私には無理そうで、前者の方が簡単そうですが、胸キュンといえば恋愛短編。切なさで胸がキュンとなる場合があるとしても、一般的には、甘くてハッピーな物語こそ「胸キュン」なのでしょう。
 でも私は「現実はそんなに甘くない」という考えから、なかなかハッピーエンド系は書けません。カクヨムでも一応いくつか投稿していますが、ほとんどはエブリスタ初出のもの。エブリスタは甘々が好まれる読者層なのではないか、と勝手に想像して書いたものばかりです。
 ここで問題になるのが、そういう甘々ハッピーエンドを「現実的ではない」と私が思っていることに加えて、「現実感が薄い小説は『文学』ではない」という個人的な思想。つまり文芸サイト向きではない、という偏見です。だから元々、甘々ハッピーエンドの短編は絶対にステキブンゲイへは転載しないつもりでした。
 そんな転載しないつもりだった作品を今、せっせと転載して応募しているわけです。少し複雑な気分です。

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