どーもっし! 雨愁軒経です。
何にも思い浮かばなーい!!!
さて、うだもだしている間に4月まで一ヶ月を切ってしまいました。
4月……何があるか、お分かりですね。
そう、新生活――ではなく、電撃小説大賞です。
昨年、一次選考時点で例年の二次レベルの絞り込みをしたことで、界隈に衝撃を走らせた当新人賞。
当時の私は『遺顔絵師を以てして通過できないのなら、もう無理だろう』と言いました。
しかし。
カクヨムコンの終盤辺りからもちょくちょく見かけていたのですが、どうやら皆さん、電撃小説大賞への意欲がモリモリのようで。
周囲の決意表明を見ていると、何かこう、ねえ……?
ここで逃げんの、悔しくね?wwwww
いやまあそれは冗談としても、ここで脳内の悪魔が囁いてくるわけですよ。
悪魔曰く「つまりお前がこの一年挑戦してきたコンテストたちは、『イケる』と――そう舐めてかかっていたというわけだな?」
まさかそんなわけないじゃないですかー!やだー!
そんなわけ……ひっぐ……えっぐ……そんな、わけ……
ああもうわかったよ、やるよ!やればいいだろやればよぉ!!
そんな茶番を経て、今年も電撃小説大賞に挑むことにしました。
ネタはいくつかまで絞っております。
異世界モノ、現代モノ、乱心モノ。
ただ、昨年の受賞作と選評を見る限り、決め手に欠けるなあと頭を抱えています。
ちなみに、『遺顔絵師』の落選理由について考察した際の「壮大さ」について、奇しくも受賞作で証明されていたことには笑いました。
まず「戦場で遺影を書く(舞台のスケールを上げる)」方向では、『BloodstainedPrincess』における「情報師」という設定が。
次に「テーマのスケールを上げる」という方向では、『偽盲の君へ、不可視の僕より』の題材が、それぞれ高い完成度で受賞に至っております。
特に『偽盲』に関しては、絵を描く少女がヒロインということで、脱帽しました。
いや脱帽とは違うな……「評価される作品ってそういうことだよね」と改めて思い知らされた、という表現の方が適当でしょうか。
ともかく、題材の選び方、時代性、主人公たちの世代など、すべてにおいて『遺顔絵師』より商業的に秀でておりました。
ええ、商業的に。負けたとは思ってないので。ちょっとくらい抵抗させてください(血涙)
でも正直、合歓と右近くんを高校生にしても良かったなとは思います。そうすれば、右近くんについての伏線も、『車輪の国、向日葵の少女』のあの人のような明かし方でどんでん返しに持ち込めただろうと思います。
アイリスや英も同級生に置き換えれば、青春モノとして『あの花』っぽさも混ぜられたでしょうね。
『遺顔絵師』のあらすじを妹に話した時の「京アニっぽいね!」という感想も、この改善案を入れたものの方がよりピントが合う気がします。
……やっちまったなーwwwww
閑話休題。
以上のことから、電撃小説大賞の方針は大きく2つ。
『壮大なスケールのファンタジー』と『時代性を取り入れた青春もの(ラブコメ含む)』ですね。
前者は非常に難しいです。受賞作でさえ、選評にて「文量に対して設定を持て余している」「説明が必要で難解」といった旨がびしばし言及されているほどの壮大さが求められます。
心を掘り下げるのは大得意ですが、アイデア勝負は苦手なんじゃ……
後者は今のところ、乱心ネタの主人公をVtuber等に置き換えられそうなので、調整ができそうだなと考えています。
『ムカサリ』も進めつつ、今週中には土台のお披露目が出来ればと……――いいえ、今週中にお披露目します!
ぐだってる場合じゃねえ、心機一転、やるぞー!!
ではでは!!