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【Vol.51】ハッピーエンドって、なんなんだー?(某ファーストフード店CM風)【ジョサスケラ定例報告】

***  忙しい人向け3行  ***
①ランキング攻略は部門ごとに違うよねえ。
②実は配信企画に参加していまして。
③ハッピーの先はR.I.P。そう思っていた時期が私にもありました。
***  ***  ***  ***



どーもっし! 雨愁軒経です。
早くも年が明けて一週間ですよ。前回のジョサスケラを書いたのって一昨日くらいだと思ったんですが……あっるぇー?
今年は元旦から色々と大変な滑り出しをした一年ではありますが、皆さまはお元気でしょうか。


さて、まずは主な順位から!
(1月8日0:00時点)
【異世界ファンタジー部門】
  『神眼』:1234/3723位
【ラブコメ部門】
  『デイリーミッション』:261/1415位
【恋愛部門】
  『黒騎士』:79/882位


『黒騎士』が100位以内に戻ってきたー!!
実は年明けの更新休みの後、4日の更新後辺りまでだったでしょうか。300位にまで落ちているというトンデモ状態になっておりまして。すわ休み時を誤った!とものすごく胃がキリキリしておりました。
が、おかげでPVも4000を超え、初のコメ付きレビューをいただきまして。どうにか持ち直しました。皆さまのおかげです。いつもありがとうございます。
一手の違いがもろに影響しますね。ほんと怖い。
しかも『黒騎士』の今表示されている☆の数、あれ実はマイナス9なんですよ。ブックマークは日付が表示されませんが、あちらもマイナス10弱だと思います。ええそうです、『嫁セカコン』の時に公開していたページをそのまま使った弊害ですね。
カクヨムコンのポイント算出の都合上、これも失敗したかなあと今更ながらに焦ってきております。
どうにか頑張らねば……!


そして相変わらず『デイリーミッション』がすさまじい踏ん張り方をしていますね。君何者なの……?
あまりこう言いたくはありませんが、☆18というのは正直「弱い」です。これより☆が上回っていた『魔王』を切った通り、異世界ファンタジー部門なら損切りラインですね。
けれどワンチャン、倍率によっては下限ギリギリで通過してくれるんじゃねえの……?という希望があったりなかったり。
最後に跳ねてくれることを期待して、こちらも頑張りたいと思います。


そして……『神眼』。1000以下に落ちてしまったかー。
いただいているレビュー等を見る限り、感触は悪くないと思います。ただ、戦い方が悪かった。
異世界ファンタジー部門は、よほど流行ネタや相互ブーストの☆で目を引けない限り、おそらく『なろう』的な戦法が必要です。
つまり、事前に二十万字超のストックを用意しておいて、一日二回以上の更新をしていかなければならないわけですね。
『デイリーミッション』のように「質で勝負!」なんてのは通用しません。目を引けなければ即ドボン。
とりあえずこれに関してはストックがあるので、そこまでの更新は続けていきますが、本投稿期間後の読者選考期間を乗り切る術を持ち合わせていないので、一次通過はほぼ不可能と見ていいでしょう。
その後は……どうしましょうね。好きな作品ではあるので続けたい気持ちはあるのですが、それなら先に『ヒロイアゲーム』の第二部を書きたいなあ。




さてさて。
ここからはちょっと小難しい創作哲学のお話。

実は年末に『朝夜ルナティア』様というVtuberの方の読み企画に参加させていただいておりました。
参加したのは『遺顔絵師』。しかも「108作読むまで終われない配信」の108作目にエントリーということで…大トリだったのですよ。いやあドキドキした!

今回は全体的にシリアスめの作品が多かったようで、朝夜さまから「(遺顔絵師は)今年のダークの集大成」というお褒めの言葉をいただきまして。
とても光栄な年末となったのです。


ただね。
先に申し上げておきますと、これは別に不満だったとか、そういうことではなくて。完全に私の方に問題があることなのですが。
ふと思ったんです。


「はて、『遺顔絵師』ってダークか?」とwwwww


というのも先日、『ムカサリ』の第一部を読了した方からコメントをいただきまして。
要約すると「ハッピーエンドが好きなので、先行きが不安……!」という悲鳴(?)でした。
これにもプチ哲学。


「はて、『ムカサリ』ってハッピーエンドじゃなかったか?」とwwwww


そのコメントに返信を書くなかで、ふと浮かんだ言葉がありました。
そうですね、『トゥルーエンド』です。

自分の中で「失ってしまったもの、払った代償は戻らない。明日に向かって足掻き続けた者たちの胸の内に希望があれば、それはハッピーエンドである」という考えがありました。
仲間の死だとか、何かを犠牲にしてボスを倒すとか、そんな熱く泣けるような展開を超えた先に未来を掴み取るような、そういう作品が好きなせいなのかもしれませんが。
むしろ犠牲者たちが謎の力で復活して町も戻ってエンド!みたいなものは忌避するきらいがあったんです。
米津玄師さんの歌にもありますよね。ハッピーで埋め尽くした先はR.I.P(安らかに眠れ)なんですよ。


しかし改めて考えてみれば「たしかにハッピーエンドとは言えないか……」と思うようになりました。
実際、現在の流行作である『ヒロアカ』や『呪術廻戦』などの反応を見ても、重い展開に関してはちゃんと悲鳴が上がってますものね。

こーれはちょっと無視できないズレです。自分の中で「これはハッピーエンド!」として出しても、それを求めて訪れた読者様が「悪い、やっぱ辛えわ」となってしまえばいけません。

以前『星夜のアンティフォナ』についてお話をした際も、某新人賞の選評にて「主人公の苦難(冬彦くんの失明)で落ち込み過ぎて、せっかくのエンディングまで持ち上がり切らなかった」という指摘を受け、カクヨム版ではシーンを追加・改変した経緯に触れました。
あれから反省をしたつもりだったのですが……まだまだ足りなかったようですね。

一応救いなのは、ハッピーエンドという定義の解釈が違っただけで、『ムカサリ』や『遺顔絵師』への反応自体は意図した通りにいただけていること。
そして、そんな風に読み手が落ち込んでしまうくらいに主人公の苦難を描けているということ。こうしたところは大事にしたいと思います。

その上で、今後「ハッピーエンドの作品を書こう!」とした時に、どう狙いを付けていくかという力を養っていきたいなと。
精進します。



カクヨムコンも残り一ヶ月を切りました。
楽しんでいきまっしょい!!

ではではーノシ

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