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【Vol.23】ジョサスケラ定例報告【20230626】

どーもっし! 雨愁軒経です。
さくらんぼ休暇の人に加え、転倒で全治三ヶ月の怪我を負った従業員が出たため、地獄の人員不足に悩まされること早一週間……光陰矢のどぅくし。まぢぴえん。
もう一週間でさくらんぼさんが帰って来るので、それまでの辛抱ですね。死ぬぅ。


さてさて、なんだか色々と新コンテストだったりなんだったりが増えてきましたね。
仕事の疲労もやばいので、今回はおふざけ回です。


まずさっくり二つを処理します。
○第2回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト
こちら、囁き音声大好き豚としては気になるところですが……個人的に、ASMRはまず好みの声優さんを見つけてからだと思っているんですよ。その後テキストの良し悪し。7:3くらい。
なのでわざわざ自分が作る側に回ることは、あまりイメージが湧きませんね。声優を秋野かえでさんに御指名かけられて、えちえちテキストにしていいなら参加します(白目)。

○第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞
友人から「ホラー&ミステリーだってよ。お前霊能探偵書いてたろ」と言われて、へえカクヨムからも応募受付しているんだあ、とか思いながらコンテストの正式名称を見たら目玉吹き飛びましたwww
いや横溝正史てwwそれを先に言えとwwww
選考委員も、特設サイトからママ引用すると『綾辻行人、有栖川有栖、黒川博行、辻村深月、米澤穂信(敬称略・50音順)』と、錚々たる御顔触れでwwwww
一応、有栖川有栖先生の各シリーズや、辻村深月先生の様々な著作たちをはじめとして、綾辻行人先生は『Another』、米澤穂信先生は『氷菓』と、「こっち側」のコンテンツになるような作品を手掛けてはいらっしゃるんですが……黒川博行先生を置いている辺り、やっぱそうだよねという印象。
実際に歴代受賞作をざっと試し詠みしてみましたが、文体からして「あっち側」なんすよね。
はい、無理ですね。ここに『ムカサリ』持って行くのは、ジャンプの手塚賞にコロコロコミック向け漫画持って行くようなもん。どっちが上とか下とかじゃなくて、枠が違いますのでパス。



さてさて、そして今日のメインディッシュですよ。これは噛み切るの大変ぞ。

○「嫁入りからのセカンドライフ」中編コンテスト

『賢コン』のドキドキの真っ只中にぶち込んで来ましたねえ。
現在の心境は、怒っている担任の隣でうんうん頷いていたら「お前のことも言ってるんだぞ」とこっち向かれた時のような何とも言えねえ状態ですwwwww

最初に要項を見た時は腹抱えて笑いました。バチ切れしてるじゃんとwww
>>カドカワBOOKS作品を普段から楽しんでくださっている読者様に好んで貰えるよう、今回は制約を強めに設定しています。
この『好んで貰えるよう』という言葉選びから、隠し切れない憤りを感じますね。むしろよくここまで当たり障りのない文章にしたなあと感心する程です。
そんな風に「ほら、ワシ全部言ってたじゃんwww」と煽り散らかすつもりだったのですが、よくよく読んでみると、「これワシのことも言ってね……?」と背筋に冷たい気配が……
もちろん『私だけ』に言及されたなんていう思い上がりはしませんが、まあ色々と該当する箇所があり、来月の賢コン中間選考を見るのが急に怖くなっていますwwwww


では、そんな『嫁セカ』要項の【こんな作品がほしい!】の項目を順に見ていきましょう。

>>◎カドカワBOOKS読者ターゲットの30代~40代女性が楽しめる作品
これは重要ですね。前回は「少女小説」というワードが見えていましたが、今回は「乙女小説」を視野に入れた方が良さそうです。カクヨムの規約的にロマンスシーンをがっつり入れるわけにはいかないでしょうから、全年齢向けに書いた乙女小説といったところでしょうか。
この辺りは乙女小説を知らないとマジで寄せられないと思うので、前回以上に明暗ははっきり別れそうです。変なオリジナリティ出そうとしたものなら、最悪今後のカドカワBOOKS主催コンテストはブラックリスト入りしたりして(白目)。

>>◎主人公・視点キャラクターが女性の作品
これよwwwwやっちまったな俺……と。
前回の要項でも「Web小説のヒロイン(=女性主人公)って、強いです」という一文から始まり、私自身、ここには口酸っぱく言及していたと思います。
ですので私も、前回はエリカを主人公として描いていったんですが、問題は後半の『視点キャラクター』の方。『RD令嬢』をお読みの方はご存知かと思いますが、ヒースくん視点での一幕があるんですよね……。
この解釈がすごく重要なところになりそうです。手元の乙女小説たちも、別段ヒーロー視点がないわけではないんですよね。カクヨムに上がっている作品たちにも、ちょくちょく「※○○視点」みたいなものが見受けられますし。
主だった視点者が女性主人公であればオーケーかな?

>>◎嫁入りしてからの主人公の行動・活躍を楽しめる作品
こちら、見出しだけ見れば問題ないのですが、その後に記載されている但し書きが曲者でして。
『(前略)ヒーローとの恋愛が成就して物語が完結してしまうようなお話は、今回のコンテストではレギュレーション外とさせていただきます』ってね!!
賢コンへの参加作品をざっとまとめると、大きく三つのエンディングがありました。
一つは「また次の依頼へエンド」。単話型に多いタイプですね。シティハンターとかマスターキートンみたいなやーつ(喩えの癖よ)。
二つ目は「伝説の始まりエンド」。結末として主人公が名を馳せて、ここから歴史が始まるのだ……!という引きの終わり方をするタイプですね。この手の作品は続きのエピソードを書いている方が多いです。
そして三つ目「二人は幸せなキスをしてエンド」。中編として一つの締めを作るために、ヒーローとの関係性にひとつの区切りをつけるタイプです。
……もうお分かりですね。『RD令嬢』は三つ目です。そうです、『ヒーローとの恋愛が成就して物語が完結してしまう"ような"お話』ですwwwww
あのさあ……一度ビビっちゃうと言葉の端が気になるのよ(白目)
いやね?一応メンヘラ思考を引っ込めて真面目に考えると、嫁入り『後』の話のコンテストですので、例えば「仮初の婚姻から始まったけれど、正式に心を通わせました」という結末はNGだよとも読み取れるんです。これは次以降の項目からも窺えます。

>>◎ヒーローや周囲に認められたり、溺愛される作品
>>◎悲恋やバッドエンドではなく、優しく明るい気持ちで読める作品
はい、これらはセットで処理しまーす。前者はまさしく私が賢コン時に言及していたところですね。ヒロインが頑張っているのを、ヒーローが認めてくれるのは大事。溺愛というのも、ただちやほやあまあまされるんじゃなくて、「君にだから」そうするんだという心付けこそが嬉しいものです。ぶっちゃけ男女関係なくそうですが、女性向けは特に。
後者は重要情報。特に昨今は逆婚約破棄とか、冷徹な令嬢を演じるという話が流行路線なので、そこから外れた新しい路線を求められているように思います。「明るい気持ちで」ではなく「優しく明るい気持ちで」というのがミソでしょうか。任せとけ、得意ジャンルよ!(本当かよ)

>>◎異世界での嫁入り(王族、人外、魔法使いなど)の物語
人外というワードが気になりますね。ちょうど先日買った乙女小説がそうでした。魔王とか鬼とか。全年齢向け(ビーズログ文庫)だと、銀狼の血を引く陛下とのラブロマンスがありましたね。
つまるところ、獣人のような人外ではなく、ヒトの形を成した別種族であることがポイントになりそうです。そして見出しでは区別されていますが、「人外かつ王族」のように、複数の属性を持たせる方が良さそうです。

>>◎長期連載が可能
これは当然ですね、割愛――と思ったんですが、その後の応募規約の『作品形式等』に興味深い記述がありました。
『応募受付終了前後にかかわらず、文字数が60000字を大幅に上回る作品についてはコンテストのランキングに反映されないことがあります。』
ほほう……?つまり、「コンテスト終了したからガンガン続編書くぜー!」はNGな可能性があると。ただ『選考対象外』とは書いていないのが謎ですね。エピソード数が多くなる=ランキング上がりやすくなる=上位が固定される、ということを懸念しているんでしょうか。
まあ私には関係なさそうですが、念頭に置いておいたほうがポカをしなくて済みそうですね。



以上!
いやあ、胃が痛かった!あごも疲れた!(笑)

応募受付開始が8月から、締め切りは9月半ばということで、だいぶ余裕がありますね。
はじめに『今回は制約を強めに設定しています。』という文章に触れましたが、個人的には制約というより、標がはっきりして選択肢が立てやすくなったと感じています。自由ってそういうことよ。
ただ問題は、その向いている方向が合っているかどうかです。
正直「『RD令嬢』は中間通るやろ」と呵々大笑していたのが、座布団取り上げられたような感じでww
既にネタの候補はいくつか浮かんでいるのですが、まずは『賢コン』の中間選考を見てから練り始めたいと考えています。
そういう意味では、来月は賢コン中間発表に電撃小説大賞の一次選考発表と、魔の一ヶ月ですね……電撃の方は例年通り10日(月)になりそうですが、賢コンはどうなんだろう。胃痛が続きそうだなあ。


えー、そんなわけで、まずは目下、月末締め切りの『ドラゴンノベルス小説コンテスト』ですね。間に合うかあ……? 一応、本日の勤務が終わると、明日が休みで、月末30日にも休日があるので、それが無事にいただければなんとかなりそうかなと思います。
間に合わずとも、『ヒロイアゲーム』第一部の区切りまでは書き切ります。その後は一旦お休み。
それからは『ムカサリ第三部』に着手する予定です。これやってないと7月はメンタルが持たないと思います。さすがに一次は通るだろと思っていても、毎年緊張するんですよね。こればっかりは慣れない。

まずはいくつか発見している誤字脱字を修正しながら第一部~第二部をおさらいして、第三部プロットを作って、それからになるので、投稿開始は少し時間をいただきます。
その後は……どうしようかな。『ムカサリ』の完結タイミングによって、奇病モノに着手するか、嫁セカ向けのネタを進めるか、あるいは並行するか……といった感じになるかと思います。その後に『ヒロイアゲーム』二部と、プラス何か、と進められたらいいなあ。

頑張ります。
ではではーノシ

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