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作家×ヒロインの異能バトル『ヒロイアゲーム』第14話公開中!

『性紅肢ヰ(せくしゐ)忍法』というとんでもない技を扱う陽景に、
詠太郎たちは防戦一方を強いられる。
男を惑わせる苦無をどうにか突破したのも束の間、
今度は更なる術『|生性弄纏《せいせいるてん》』によって
エルとステラの服が剥ぎ取られてしまう――?




作家×ヒロインのタッグたちが頂点を争うバトルファンタジー『ヒロイアゲーム』
第14話 : 大えっっっど忍法帖
https://kakuyomu.jp/works/16817330651610621987



面白そうだなと思っていただけましたら、
ぜひ応援や評価をくださると嬉しいです!

4件のコメント

  • 雨愁軒経 様

     こんにちは、夷也荊です。
     御作『ヒロイアゲーム』に質問があって参りました。
     
     第一戦の時に、催眠術を使うヒロインと戦いましたが、
     今回も催眠術を使うヒロインとの一戦です。
     第一戦の時に主人公は「催眠と洗脳は違う」との趣旨の
     発言をしていたと思います。
     御作における催眠と洗脳の違いは何でしょうか?

     また、これは小生の見落としかもしれないのですが、
     御作の作家に当たるキャラクターたちは、ラノベの賞で、
     第何次落ちくらいの作家を想定しているのでしょうか?
     一次落ちと二次落ちの作家では、二次落ちの作家の方が
     強くなるのでしょうか?
     
     以上、三つの疑問点があります。
     もし、良かったらお答えくださると幸いです。
     この三つが明瞭になれば、御作をもっと楽しめる気がします。

     それでは、質問まで。
  • 夷也荊様、こんにちは。
    ご質問、ありがとうございます。


    ①催眠と洗脳の違いについて。
    本作ーーひいては私の中では、「被術者に自我があるか否か」をラインとしています。
    催眠は、強力な暗示と言い換えることもできます。
    たとえばヒプノや陽景の力のモデルである、俗にいう『催眠ASMR』と呼ばれるもの。あれらは囁きによって潜在意識を揺り動かし、視聴者の意識がありながらにしてTS体験や性感開発をさせるシロモノです。故に、被術者本人の意思の強さで打ち破ることが可能です。
    一方で、洗脳。傀儡化ともいえるでしょうか。広義ではこちらも洗脳と扱われますが、術にかかっている間被術者に自我はなく、基本的には自発的な解除は不可能です。よく物語では、仲間たちの訴えかけによって解かれるやつですね。
    本作のようなタッグバトル形式の大先輩作品である『金色のガッシュ』をご存知でしょうか。千年前の魔物編にて、敵の親玉である魔物がこうした能力を使います。あれの『善良な人間の心を弄って、術を唱えるだけの人形にする』のが洗脳、千年前の魔物たちに対して『裏切れば石に戻すという暗示をかける』のが催眠というイメージです。



    ②ラノベの賞で何次落ちの想定か。
    こちらに関しては、主人公・詠太郎の場合は新人賞で落選通知を受け取ったところからスタートしたというだけで、他の作家たちが皆落選者というわけではありません。
    本作が某新人賞の応募作だった時点では一次落選者同士の戦いでしたが、この度のリブートに伴い、その設定を撤廃しました。
    そのため今後、既にプロとして活動している作家や、新人賞高次選考常連作家、書籍化に至っていなくてもネットで人気を博している作家などが登場することは十分にあります。



    ③一次落選者と二次落選者の強さの違い。
    影響はほとんどありません。理由は2つ。
    1つは、落選作という肩書き自体が曖昧であること。
    たとえば現実にも、とある出版社で門前払いされた作品が別の出版社で採用されて大ヒットを記録したり、一次落選した作品から拾い上げされて大ヒット作になったり、前年に一次落ちをした作品を再度応募してみたら受賞までこぎ着けたり……といった話は枚挙に暇がありません。取りこぼした人たちを非難したいわけではなく、人の感性で審査する以上避けられないことかと存じます。
    私は、採用する側・読み手側に面白いと思ってもらえたかどうかと、その作品の持つポテンシャルはイコールではないと考えます。今目の前にいる百人が却下しても、その向こう側にいる千人は支持するかもしれません。ジャンルによってそもそもの市場規模が異なったりしますので、PV数や売り上げの多寡も同様です。
    また、少し口を滑らせますが。もしも「悪意を持った誰かによって強制的に落選させられた」作品があればいかがでしょう。その作品は弱いのでしょうか。

    2つめの理由として、仮に『作品の完成度』に明確な差があっても、それが必ずしも『ヒロインの性質』に直結するわけではないことです。
    極端な話、最終選考まで残った恋愛もののヒロインと、一次で落選したバトルもののヒロイン、どちらが戦闘能力的に強いかといえば、後者でしょう。
    また、キャラクターの能力が限定的であったり、その性格や役回りによっても差は生まれるかと存じす。
    ただもちろん、その差を埋め、ひっくり返すための想像力・構成力(詠太郎の『オーバーライト』も然り)は、作家自身の高い実力が必須ですから、一次落選者<二次落選者という図式は的外れともいえません。しかし、屁理屈気味ですが、その二次落選者は今後も万年二次落選者かもしれません。今の一次落選者は、未来の受賞者かもしれません。
    そういった理由で、ある一点の成績で是非を問うことは考えておりません。作家たちの、そしてヒロインたちの成長によって覆すことのできる伸びしろになるからです。


    以上、3点の回答となります。長文失礼致しました。
    いやあ……作家という題材の都合上、後半はほとんどマイ創作論ですねコレww恥っずwww
    そんなわけで、いかがでしょうか。楽しむ一助になれば幸いです。
  • 一点補足を。
    プロ作家や新人賞外で活動する作家たちも登場するという点について、ヒロイアゲームのいう「拾い上げ」に該当しないのではないかという言葉の綾の部分です。
    プロであれ、没作品はあるでしょう。気合い入れた作品が没。編集会議を通っても初稿が全ボツなんて話も耳にします。そのため、そちらはそういった作品の救済。
    新人賞に挑んでいなくても、昨今の投稿サイトでは直接オファーがかかる可能性があります。その声がかからない作品を拾い上げて書籍化するということで、何卒ご了承いただければと存じます。
    よろしくどうぞ!
  • 雨愁軒経 様

     こんにちは、夷也荊です。
     ご回答下さり、誠に有難うございます。
     しかも、こんなにご丁寧にご回答して頂けるとは……。
     雨愁軒経様の御作への愛情と熱意を感じます。
     三点の疑問、確かに了解しました。
     今後も御作を楽しみにしております。

     それでは、お礼まで。
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