明日(1/30)から短編を連載します(全3話、午前11時半更新)。
同題異話SR「その言葉に意味を足したい」参加作品です。
【タイトル】
「その言葉に意味を足したい 〜蝉吟(せんぎん)〜」(全3話)
【キャッチコピー】
鳴いては消える、蝉の声。たった七日間の声に――言葉に、意味はあるのか。
【投稿期間】
1/30~2/1午前11:30更新(全3話)
【あらすじ】
松尾芭蕉は、「おくのほそ道」の旅の途中、出羽の立石寺(山寺)に立ち寄った。その時、あまりの蝉の声に、弟子の曾良は苦言を呈す。だが、逆に芭蕉は何も言わず、回想に浸っていた。かつての主君であり友である藤堂良忠のことを。良忠は己を蝉にたとえ、その蝉の如き短い生涯を終えた。以来、蝉の鳴く声に、意味はあるのかという想いを抱く芭蕉。そして己の俳諧の「行き先」を求め、旅に出て、山寺に至り、蝉の声を聞いた芭蕉は――良忠に向けて、一句詠んだ。
【URL】
https://kakuyomu.jp/works/16817330665235909906添付のイメージ画像は、NHKクリエイティブ・ライブラリーの画像です。