明日(10/28)から、短編を連載します(毎朝5時更新、全4話)。
自主企画「同題異話SR」参加作品です。
題名:「きみと息をしたくなる」
キャッチコピー:燃える想いは、人の想いは――文字ではあらわせないのだろうか
連載日時:10/28~10/31毎朝5時更新(全4話)
あらすじ:
天和(てんな)三年。江戸。「はせを」という五分刈りの中年の男がいた。彼は、青物を売る娘「なな」の訪問を受ける。「なな」は天和の大火で見かけた、庄之介という侍が気になっていた。庄之介は吉祥寺の栴檀林(せんだんりん)というところで学ぶ身であり、おいそれと声をかけることはできない。そこで「はせを」は一計を案じ、「なな」に文(ふみ)を書かせて、それを庄之介に渡すという手段に出る。しかし庄之介は立身出世を目論んでおり、学問の邪魔と文を破り捨てる。怒った「なな」は栴檀林に火をつけるが……。
添付のイメージ画像は、NHKクリエイティブ・ライブラリーの画像です。