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月面着陸

 今、JAXAの記者会見を待ちながらこれを書いています。
(2024年1月20日午前1時52分)

 2024年1月19日23時過ぎ。
 LINEニュースの通知から日本が打ち上げた小型月面着陸実証機、SLIMがあと1時間で月面着陸すると知りました。

 これは見ないといけない。すぐに、YouTubeライブを開きました。
 とても丁寧に、あ、記者会見が始まりました。先に聞いてきます。


 ひとまず、着陸成功です!本当におめでとうございます!!
 すごいですね。まだ詳細はデータ解析待ちですが、ライブ映像では予定の軌道を綺麗にトレースしてました。事前説明にもあった通り、きっかり20分で着陸です。データも送られてきているそうなので、成功の確率は高そうです。

 一つ問題としては、太陽光パネルの発電が上手くいっておらず、現在(会見時)は、バッテリーで稼働しているとのことでした。バッテリーが切れれば、通信はできなくなってしまいます。
 ただ、データの送信やバッテリー、レブ1,2の起動が上手くいっていることから、パネルだけが壊れる可能性は低いと考えているそうです。
 というのも、探査機のサイズは軽自動車くらい。たしかにきゅっと詰め込まれた機器の一部だけがピンポイントで壊れるというのは、逆に難しいんじゃないかと思います。

 バッテリーが切れるまで数時間。
 会見現在は、着陸時に撮った写真やデータ、レブたちが撮影したSLIMの写真を吸い上げる作業の真っただ中です。

 会見に登場していたJAXAのメンバーも、早くデータ来い!何が起こったか解析したい!次の行動を考えたい!!という感じでした。現状が分かればパネルを活用することもできるかもしれません。会見どころじゃないという気持ちが画面越しに伝わってきます。
 正直、もう会見終わっていいんじゃない?とか思っちゃいました"(-""-)"

 ライブでは、着陸場所や着陸までの動作、データ画面の見方など事前に詳しい説明がありました。
 しっかり予習した後で、着陸を見守ることができかなりドキドキしました。

 今回の小型探査機は「降りたい場所に降りる」ができる探査機です。
 決まった場所に、自動で姿勢を修正し着陸する。
 将来、長期的に月へ着陸する場合、とても大切な技術だと思います。有人だけでなく物資を運ぶうえでも、基地の近くにより正確に着地する。着陸機が自分で制御できれば、遅延もありません。

 これからデータ解析が進み、新たな問題点も出てくると思います。
 それでも地球上やデジタルデータの中だけで思考、実験を重ねるより、有意義なデータも沢山得られると思います。それを元に宇宙開発が進むわけです。

 いやぁ、楽しみですねぇ。
 早ければ数日で月面の写真が公開されるそうなので、今からわくわくが止まりませんね。

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