”You only live once"
「人生は一度きり」
はイギリスの俚言。
"007: You only live twice"
これをもじった映画の題名がこれ。
直訳すれば、
「007は二度生きる」
すなわち007は不死身ということ。
これを、
「007は二度死ぬ」
の題名にしたのが映画会社。
「生きる」より「死ぬ」のほうが日本人にあっているのだろうが、ちょっとちがうような気もする。
これをさらにもじって、
”June bride: you only live twice"
と次のミステリーの題名にしたのが私。
ミステリーなので、やはり「生きる」より「死ぬ」だろうと、
「6月の花嫁は二度死ぬ」
とした。
題名はとっくに決まったが、中身がさっぱり進まないので、とりあえず、「真夏の雪だるまー寛政捕物夜話・19ー」を書いたが、こちらもあと二話で千秋楽。
いよいよ切羽詰まって焦ってきた。
語り手の主人公が山谷に逃げ込むシーンを書くのは決めているので、とりあえず山谷へロケハンに出かけた。
写真は、山谷の日本キリスト教団・日本堤伝道所センター(山谷労働者福祉會舘)。
建物入口の左横には岡林信康の「山谷ブルース」ではなく、「友よ」の歌詞と教会の来歴がテープで張ってあった。