今週も良いペースで書けて更新できました。今回も「Schutz von Ledo」の設定についていくつか語っていきます。
祝福同盟と諸侯領の扱いですが、一応同盟が国家としての主体を持ち、諸侯領はそれより一段下がる扱いです。ソビエト連邦をイメージしていただけると分かりやすいかと思います。
ただし、あの世界には同盟以外の国家が存在しないため国家としての機能は事実上凍結されている状態です。17話でラルフレートが諸侯会議の議事進行を務めていたのは五年交代で回している同盟幹事職がたまたまエグザトスの順番だったからですね。
ちなみにその前の幹事はケイニア、次の順番がイヴネムで、リアリスは跡をついで早々に面倒な役割を担わされた格好になります(もっともその時点では形骸化した役職でしたが)
今後物語が進むにつれて、同盟が揺らいで行く姿も描かれていくことになります。そんな中で現幹事であるラルフレートと次回幹事のイヴネム侯ブレッカの役割は自然と重くなり、同時に持ち回り制の是非についても異論が出てくるのでしょうね。
ブレッカについては明日更新の話で登場させます。名君と町の商人に評される彼がどのような人物として描かれるのか。ご期待ください。
レドが世界の裏側にいる関係上、表側の事情は語られにくいですが、随時この場で補完していければと思います。
「Schutz von Ledo」連載開始からもうすぐ一ヶ月、時が過ぎていくのは早いですね。十ある同盟領土を一ヶ月で三カ国巡れているなら良いペースかなと。あーでも全領土を回らせるかどうかは未定ですよ。ええ。何故かは上に書いたとおりです。
平穏な時が過ぎて再び揺れはじめる世界で、レドとシュヴァンレードはどうなっていくのか。三月も更新頑張ります。