今日は夕方からみっちりノート書きに専念して新作を書き終えました。あとはそれをPCに訂正を加えつつ落としこんで投稿するだけなので、明日には公開できると思います。
さて、『道代の娘』については多くの方にご覧になって頂いていて、とても感謝しています。前にも書いた通り、『道代の娘』は最初にノート書きした内容とはかなり内容を変えて投稿しています。具体的に例を上げると、
・第二話の内容は、本来最終話で語る予定だった。
・舞台となった古森は、書き出し当初は古城(ふるのじょう)という名前だった
といったところです。
最初の変更については、色々な意見がありそうですが、最終話の内容が詰め込みすぎになるのと、ラストの展開が駆け足になってしまうのが嫌だったので、ある程度展開バレするのを覚悟の上で最初の方に移す決断をしました。結果としてはその方が物語のバランスが取れて良かったと思ってます。
二番目の変更は、元々道代の娘の原型の話を思いついた当初の「迷路のような街中で迷った時に助けてくれる女の子」という設定の名残です。京都みたいな街を舞台としてイメージしていたんですね。それが書き進めるうちに徐々に変化してもっと古くから、「街が出来る以前の状態から人々を見守ってきた土地の守護精霊」という風に設定が変わっていって、それに合わせて街の名前もより古の街っぽい名前に変えたくて、結果古森に変わった訳ですね。それに迷子の定番と言えば森の中ですし(謎
そういうところを踏まえて見ると、また違った風に物語が見えるかもしれません。
最後に、明日の新作もお楽しみに!