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2月は、小論文講座に特化!満を持して登場・深見影彦

「満を持して登場」

これは事実なのか

ただこの表現を使いたかっただけなのか

2016年に思い付き、それからずっとあたためていた、、もしくは放置されていた、いやどっちだよ・・・「深見影彦」というキャラクターが、始動しました。

モデルは、本編でも紹介させて頂きましたが、

故・内田康夫先生の名を世間に轟かせた、

浅見光彦シリーズの、あの名探偵です。

私にとって、内田康夫先生というのは、キャラクター造形の大切さを教えてくれた、師匠でもあります。勝手に師と仰いでいるだけで、本当はただのイチ読者でしかないんですけれど。

『後鳥羽伝説殺人事件』から始まって、

『天河伝説殺人事件』は映画化もされ、ヒットしました。


モデルとなった、奈良県天川村は、子どもが小さい頃、キャンプしに行った想い出があります。まさに「千と千尋の神隠し」の世界で、温泉宿が立ち並ぶ通りが、夜になると、まさに映画そのままの世界でした。ローソンをもじった「モーソン」が唯一のコンビニで、24時間営業ではない、という所も気に入りました。

天川村でのキャンプのレア体験は他にもあって、アルビノなのか、真っ白の3mを超える大きな蛇が、川をスイスイ泳いでいたのを見たのは、今のところ、人生で、あの日だけでした。周囲の音が全部止まって、ただその美しさだけに釘付けになりました。神秘的でした。だって、その蛇を見たの、わたしだけなんです。家族も一緒にいたのに「知らん」と言われました。え?まぼろし?

また行きたいな。

何の話をしていたの?

そう、浅見光彦。

内田康夫という作家は、もちろん有名な推理小説家で、そのストーリーを紡ぐ力量は評価されて当然なんだけれども、でも私は「キャラクター作家」として見ていました。キャラクターを生き生きと動かすのがうまい。

2016年まで、わたしは、「殺人事件」がキライで、読んだことがありませんでした。

若い頃、葬儀社で働いていて、それで昔は三重県伊勢市は暴力団関係者が多くて、荒れた地域だったので、普通に拳銃で頭を打ちぬかれたり、刺殺されたり、という事もありましたし、人の死について色々想う事があり、小説とはいえ、人が死ぬのを娯楽として楽しむ、という感覚が、イヤでした。

同じ理由で、毎週誰かが殺される「名探偵コナン」も、あまり観ていませんでした。

それが2016年、コナンくんも、浅見光彦も、なぜか好きになっちゃって、その年は、マイブームだった記憶があります。

何の話をしていたの?

そうそう、浅見光彦。

私が個人的に好きなのは、沖縄の「ユタ」(東北の「イタコ」に近い職業)を題材にした『ユタと呼ばれた女』です。

いやちがう、

深見影彦。

彼は、これから、この物語の重要人物として急浮上します。そして別の物語の主人公でもあります。「歴史ミステリー」が大好きな彼は、先祖代々シャーマン(鬼道)の家系である、伊賀栗麗子の物語にも絡んできます。

情報がごっちゃごちゃ。

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