緊急入院し、主治医から「もう助からない」と言われていた父から、電話があったと、3歳下の妹からメール。
長男のワシには一切何の連絡もない。
でもまあ、医学の力はすごいもので。壊死していた肺がどうやって機能を回復したのか意味不明だけれど、死の淵にいた人間が、自ら電話をかけられる位になるっていうのは、医師はじめ病院スタッフのみなさまのおかげで。
本人の強靭さもあるんだろうけれど。生きる執念ちゅうか。見習いたい。
「看護学生の実習で、学生さんたちに色々世話してもらっとる」
ということらしく、ちょ!取材させて!と思うけれど、コロナ禍で面会禁止。くそう。
ところで、いよいよ「小論文」をメインテーマとした連載に入ります。
「小論文」だって、作文の一種なんですよね。なのに「作文と小論文の違い」みたいな説明を色々調べてみると、そのことに触れていないんですよね。どこにも。
もちろん私の調査スキルが不足しているだけかも知れませんけれども。
今回、七海が特にポンコツですけれども、ポンコツのままで終わるわけが無いんですね。
そのプロセスを、小説というスタイルでどこまで表現できるのか、自分でもわからないので、今からワクワクしています。
七海を主人公に据えたのは、
どんな劣悪な育ち方をしても、人生はいつからでもやり直せる。
その事実を、物語として提示したかったから。
じぶんを大切にできず、金属バットを振りまわし、依存体質に苦しんだ少女は、
子育てをしながら、わが子の夢を叶えるために奮闘する母親になりました。それが自分の過去への贖罪と、幸せの道だと信じて。
人生は、いつからでも、何度でも、やり直せる。
七転び八起きリベンジャーズ。そのうちのひとりが、海野七海です。
今のところ片山志桜里、伊賀栗麗子含め7名の隊員がいるのですが、いずれ勢揃いする日が来ます。
男性陣3名も、個性派揃いです。実は3名のうち1名は、もう登場しているのですが、彼の物語はいちばん最後です。
全部、ハーフフィクションで書き切れるかわかりませんが、構想だけはあります。
今は、七海が主人公。