昨日、『四年目のアンソロジー』を完結しました。カクヨムコン8の締切に、ギリギリ間に合いましたね。
あとがきにも書いたのですが、この小説は、モデルになったサークルがあります。モデルと言っても、
「高校生の時に、高校生対象の小説コンテストに挑戦していた仲間が、数年後に再結集して、仲間の写真を表紙にした同人誌を作った」
という状況を借りてきただけで、それ以外の登場人物も、事件も、人間関係も、全てフィクションです。
2022年の11月に、文学フリマ東京に参加した時に、たまたまこのサークルと隣り合わせでブースを出したので、メンバーの人とお話ししたことから、インスピレーションをもらいました。
昨日、そのサークルのメンバーの一人と、TwitterのSpaceでお話をしたのですが、ありがたいことに『四年目のアンソロジー』を全部読んでいただけて、感想など聞かせてもらいました。読者様の生の声を聞けて、すごく嬉しかった以上に、「実際のメンバーの様子を書いたブログがあるよ」と教えていただいたので、読んでみてびっくり。
自分の作品では、仲間達がいろいろな関わりを持ち、悩みを抱えながら、それを乗り越えていく様子を描いたのですが、そのブログにも、実際のメンバーの方々が、同じような悩みを持ち、乗り越えて作品を作り出してきた様子が書かれていました。
「創作にかける青春の悩みは普遍的なのだ!」なんて思ってみたり。
また、文学フリマに出店してみたいなあ。新たな青春ドラマが見られるかも。