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「ぷらとにっく・ぎゃらくしぃ」完結

 ここのところ、喉の痛みに悩まされる、年の瀬。ふと気付けば今年ももう一月くらいしか残っていないことにただただ驚愕するばかり。

 さて、今月の1日より一旦更新を再開していた「ぷらとにっく・ぎゃらくしぃ」も先日の更新をもって、3度目の完結となる。またいつか気まぐれで完結を外しそうな気はするものの、一応完結とする。

 気が付けば60万字。これだけの量ともなれば、内容的にも迷走したり、中だるみしていたり、序盤と終盤で大分作品としての空気感のようなものが大きく変わっていそうではある。

 確か書き始めの当初は、「SFというジャンルは苦手だけどSF小説を書きたい」といった意欲的、あるいは挑戦的な側面があったと思う。

 自己流のSF感を勢いのまま展開していったものの、進めていくうちにやはりだんだん読者を置いてけぼりにしているのでは、という不安もそこはかとなく沸いてきた。

 もう少し丁寧に設定を活かせたのかなぁ、もうちょっと背景にも気を配れたのかなぁ、まだまだ付け足せるエピソードあったのかなぁ、と。

 一応は更新を再開した段階で「こういう終わりにしよう」というビジョンもあり、今回なんとかその通りに着地させることはできた。

 しかし、どうにも実際に終わらせてみると「なんか書き足りないなぁ」と思えてくるから不思議なものだ。

 とはいえ、あまり書き足しすぎると冗長的になってしまうという不安もあり、欲張らない今ぐらいの着地点が妥当なのかもしれない。

 さて、何はともあれ、何はどうであれ、「ぷらとにっく・ぎゃらくしぃ」も完結したことだし、いい具合のタイミングでまた新しいコンテストも始まったところなので、久しぶりに投げつけようと思う。

 何度目の正直になるのかは分からないが、しつこく泥臭い挑戦心というものを取り戻したいものだ。

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