とりあえず毎回ポニーテールの少女に殺されかけるだけのラブコメ的な青春ストーリーの第一章、後編。加筆前との違いが自分で読み返してみても分からなくなってきた。
普通、ラブコメものに登場する少女となると、作者の趣味丸出しの「ぼくがかんがえたさいきょうの」みたいな理想像が具現化されていくものだと思うが、正直最強は最強でもベクトルが違うし、会いたいとも思わないだろう。
フィクションだからこそ都合よく動いているからいいものの、実際に存在していたら物語の要所要所で何回殺されていることか。序章の冒頭で既に会話が交わされる前にもう一回死んでいるはずだ。
どのようにすれば生存できるかを考えるのが作者の技量というものか。
これから先、ポニーテールは何回くらい殺しにかかってくることやら。