梅雨入りを間近にして夏のような陽気に汗ばむ今日この頃。昨今は時計も暦もますますあてにならなくなってきたように思う。
近況としては、忙しなさが先月に比べると段違いといっていいのかもしれない。右へ行きながら左へ、北へ歩みながら南へ、仕事の染み付いた夢にうなされる程度には慌しくはなったと思う。
小説を書くモチベーションを維持する暇があるなら、とっとと仕事に取り掛かれよ、というような現状ではある。今月の更新分みても、先月の2週間分にも劣るペース。なんともはや、やる気を感じられない。
にも関わらず、小説にしがみついているのは何なのやら。性分か。
◆連載作品まとめ
・少年戦隊ファイターボーイ(下書き有り)
・もうすぐオレはポニーテールに殺される(下書き有り)
◆削除作品
・近代的彼氏彼女
・機械仕掛けの私と仮面の世界
・最後に嗤われた
・がらくた男とウサみみ少女
・おとぼけ博士の冒険録
・勇者になれないボクだから
・目は常に前についている
・太郎伝説
・そこに誰がいましたか?
・怪夢
・どうやって小説を書いているんですか?
ともあれ、なんやらかんやら、てんやわんやでザックリと作品を削除してみた。まあ、おそらく今後もこういったことはあると思う。何度もあると思う。予告的なものではないけど、紹介文にも書いてあるし。
枝の選定と似たようなもの。あれこれ伸ばしっぱなしにしていくと伸ばしたいところが伸びてくれないあれと似たようなもの。多分そう。ばっさりと切り落としておかないとモチベが伸びない。おそらくそう。
作品に対してもう少しメラメラと闘志のようなものを燃やしてもいいと思うのだが、冷淡すぎて自分自身の感情の有無を疑う。
しかして、つい先日、ジワッ、と来たことがある。
何が、ジワッ、なのかは形容しがたいが、ジワッ、と来た。
それは投稿した作品は主に第1話が極端に伸びるということ。
まあ、分かっている話だが、このカクヨムというサイトの特性上、紹介ページの段階では作品の内容も分からないし、PV数も伸びない。だから試しに最初の1話を見てみる人が多いのだろう。
で、誰もがそのまま続きを読み進めていくということは確定事項ではない。何故って、その時点でその内容に興味や関心が沸かなければ続きを読もう、とはならない。世界の全人類が自分の作風にクリーンヒットするとも思っていない。
あいにくと今のところ、自分の作品の累計PV数はそこまで多くない。平均すれば僅差も僅差で、大体均等な感じになっている。だからこそ、余計にその1話伸びが妙に目立つ。だから割と当たり前に2倍3倍の差が出てしまう。
これが、ジワッ、と来る。
気にしたら負けの世界だが、1話切りして2話目以降を読むのが半分以下、3分の1以下にまで落ち込むというこの統計の暴力。ジワッ、と来るね。
今後その作品が伸びていったら多分どうでもよくなるような他愛もないことだが、むしろそうなる予定があるのならときめきさえ覚えるくらいだが、この、ジワッ、というのはなかなかの刺激になってくれる。
刺激というものは、ポジティブになれば大概モチベに繋がるもんだ。
いい具合に働いてくれることを祈るばかりだ。