何時も応援して下さる皆様 有難うございます。今回はどのようにしてこの物語を書くことになったかお話します。
2,020年の112月29日NHK で”ワタシたちはガイジンではない”というタイトルで来日の日系ブラジル人を取り上げたドラマがイッセイ尾形の一人芝居で放送されました。それはNHKの川上ディレクターⅮという方が、公園で孤独死した男性(日系ブラジル人)の事件をきっかけに多くの日系ブラジルの人々に取材してまとめられたドラマだそうです。(宮勘九郎脚本)*( *後にこれを書籍化した春陽堂のホームページから)
ドラマを見て私も30数年前に私の仕事の周りで起こった出来事を思い出しました。天真爛漫な日系2世のブラジル人鈴木久子さんのことです。久子さんから聞いたことをメモにしていたのが見つかりました。ブラジル国の事情、家族を思う心の深い久子さん、周りの人に対する優しさ、物事に処する時の踏ん張りなどを思い出し、私の青春の一頁にしたいと書くことに熱中しました。
物語の形にまとめるのは大変でしたが充実感を覚えました。
皆様には今少しお付き合いください。