明日、現在連載中の『追憶の部屋』の最も切ないシーンを投稿します。
初めから思い描いていたシーンで、ストーリーはずっとこの絵(イメージ)に向けて進んでいました。
明日30日にそのシーンを投稿し、そして31日にエピローグ的なものを2話、そして謎の最終話の計3話を投稿する予定です。31日分の3話はまだ書けていないので、31日までフルに使ってなんとか書き切ります。10万文字達成・完結・期限、全部ぎりぎりの戦いでした(いつも通り)。
限られた時間の中で、自分のできることをやり切ったつもりです(まだあと3話書かなきゃいけないけど)。とくに設定の部分の粗さが目立っていますが、ストーリーは悪くないと思います。ホラー部門の大賞を受賞させていただいてありがとうございました(まだやー! しかも勝手に受賞すんな!)。
僕は自分の作家としての強みは「変幻自在さ」だと思っているので、一本調子のコアなホラーを目指すのではなく、初めからただ「エンタメ」を目指しました。立ち技一本ではなく、総合格闘技で攻めました。いろんな要素で読む人を楽しませたいと思いました。ホラー好きもそうでない人も楽しめるホラーを目指しました。間違いなく僕にしか書けない作品になっていると思います。設定の都合上、人物と人物のかけ合いが少なくなってしまったのは少し残念ですが、それは仕方ないですね。主人公は人々に忘れられていかなければなりませんでしたから。そのぶん、エピローグで発散しようかと思います。
今後の予定については、完結後に改めてお話させていただこうと思います。
まずは明日、『追憶の部屋』のクライマックスをぜひ楽しんでください。