つい先日、『リバース:1999』というタイトルの中国で開発されたゲームの配信が始まりました。世界観がすごく僕の好みで、以前からとても気になっていたタイトルです。
『リバース:1999』は、「ストーム」という世界を崩壊させ時代を逆行させる「現象」を中心に描かれていく、SF的なストーリーです。
なぜ「ストーム」は巻き起こるのか、「ストーム」とは一体何なのか、というとても気になる世界の謎を提示しながら、陰謀渦巻く二つの勢力、そして特別な資質を持つ謎多き主人公、と惹かれる要素がてんこもりです。僕は実際ある程度ストーリーを進めてみましたが、すごく面白いですね(途中『ハリー・ポッター』感もあった)。演出も非常に手が込んでいるし、随所で海外文学的な言い回しがあってお洒落で、ほの暗い世界観もいいし、キャストの声優さんたちも気合いが入っている。ストーリーの初めは、まず「ストーム」よりも「喋るリンゴ」が気になります。
僕はゲームが好きなので(趣味というより生活の一部)、ゲームのストーリーや設定、世界観から、自分の小説にエッセンスを取り入れることが多いです。これまで書いた長編も全て何かしらのゲームの影響を受けています。
僕は今カクヨムコン向けに「リミナルスペース」を題材にしたホラーを書こうとしているのですが、おそらくこの作品も『リバース:1999』から何かしらの影響を受けそうです。
最近の海外発のゲームは素晴らしいものが多いですね。『原神』『崩壊:スターレイル』『NIKKE』は全部プレイしています。それに『リバース:1999』も。日本のゲームは『ヘブバン』ぐらいですね。(新作ゲーム機を買うと無限に時間が無くなってしまうので、プレイしているのは手軽にできるソシャゲのみ。いずれ作家になってウハウハ印税生活に突入したら他にもいろいろやりたいという野望がある。たぶん死ぬまで飽きないだろうなあ)
小説も、僕はどちらかというと海外の作品のほうが好みです。バスケも日本のバスケは見ないけどNBAは毎日見てますしね。
これから書こうとしているホラーも、古典的なジャパニーズホラーにはならないと思います。「リミナルスペース」自体海外から発信されたものですしね。
それがどうなのかなあ、と。ホラーの受賞作はいかにもなジャパニーズホラーが多い気がするからなあ。まあでも結局、大事なのは「面白い」かどうかだと思います。「面白い」小説を書き上げるつもりなので、よかったら12月から読んでください。まだ1文字たりとも書けていませんが。主人公はおそらく「葬儀屋」です。