プヒ。プヒヒ。
プヒッ、プヒヒヒッ、プヒーン!
プッヒ、プッヒ、プッヒ。
ブヒブヒブヒブヒブヒ。
ブリ、ブリブリ、ブリブリブリブリ(?)!
プヒ。
※↑訳「オラ野原しんのすけだぞ~」(?)
というわけで(?)、本日「カクヨムコン9の必勝法がわかる!?」なる記事がトップページに掲載されていました。みなさん読みましたか? 関係ない人には関係ない記事ですが。
選考する編集者さんたちはこんなこと考えながら選考してますよ、的なことが書いてありました。
カクヨム始めたての人がまずひっかかりそうな罠が、「カテゴリーエラー」通称「ゴリラ」ですね(僕しか言ってないけど)。
どんなに素晴らしい作品でも、ゴリラしたら賞はもらえないんです。
たとえば同じファンタジーというジャンルでも、カクヨムコンの「異世界ファンタジー部門」や「現代ファンタジー部門」で求められているものは、いわゆるライトノベルに属するような作品で、古典的で文学的なファンタジーをここに放り込んでもおそらく受賞は不可能だと思われます。そういう古き良きファンタジー作品がカクヨムコンから書籍化された記憶は少なくとも僕にはありません。
カテゴリーエラー、通称ゴリラウホウホにならないためには、その部門の過去の受賞作を見てみるとある程度の傾向がわかると思います。
僕も作品を読んでいて、この作品素晴らしいなあ、だけどたぶんこの部門だと受賞できないだろうなあ、と思いながら読んでいることがあります。もったいないと思いますね。もちろん無責任にこの部門じゃないんじゃないですか(そもそもカクヨムコンではないんじゃないですか)と言うこともはばかれますし。
僕が少し前に書いた『恋するグラフィティ』も、良い作品を書けたとは思うけど、あまりにもミステリー感が薄くて「学園ミステリ大賞」というミステリの名を冠する賞で受賞は無理だと思いますね。わかってたんだけど、ミステリーにならなかった。
あとは記事の中で「紹介文でここに注目してほしいと書かれていたらそこは気合いを入れて読みます」とありましたが、なんでやねん!? と思いました。なんやねんそれ。そこを気合い入れて読むちゅーことは、他は流し読みするちゅーことかい。全部気合い入れて読〇や! と丹精込めて作品を書いた書き手なら思うでしょう。
カクヨムに作品を投稿している我々はダイヤの原石ですよ(自分で言う?)。片手間で接するような選考者では、ダイヤの原石を掘り当てることはできないでしょう。
なんつってー(どないやねん)。
もしコンテストの応募にお金がかかるならそうしてほしいと思うけど(お笑いのコンテストとかでもエントリー費がかかるぞ)、小説のコンテストってエントリー費かからないですからね。多少おざなりになっても読んでくれるだけありがたいかなというところもあります。
記事には他にもいろいろと書いてありましたが、最後は結局は「時の運」だと思います。
これまでに素晴らしい出来にもかかわらず受賞できない作品の数々を僕は見てきました。
「人」が選ぶ以上、最後は巡り合わせみたいなことになると思います。もちろん、そこに至るまでに関門を全てクリアしたものに言えることですが。
ちなみに、ノートの最初にプヒプヒ言っていたのは、次書く作品にミニブタを登場させようかなと思っただけで、とくに深い意味はありませんブヒ。
みなさん頑張っていきましょうブヒ。