8月が終わり、『恋グラ』で応募していた「学園ミステリ大賞」の応募期間と読者選考期間が終了しました。やれることはやったので、あとは僕の知ったこっちゃない。とっとと次の作品の構想を固めて書き始めるぞ。
『恋グラ』に温かくそして真摯なコメントを残してくださった方々、素敵なレビューをくださった方々、ありがとうございます。最後まで❤をつけていってくださった方々、ありがとうございます。こっそり最後まで読んでくださった方々もありがとうございます。自分が表現したかったものが伝わる幸せを感じることができました。この幸せのために自分は小説を書いているのかもしれません。
自分の次作ですが、ホラーを書こうかなと思っています。
去年は9月28日に、年末のカクヨムコンの概要が発表されました。今年もおそらくそれぐらいで発表があるのではないかと思います。
最近、カクヨムから書籍化されるホラー作品が増えてきました。2年連続ホラー部門から受賞作が出ましたし、それ以外でもちらほら。なんとなく流れが来ているような。もし今年もホラー部門があるなら、出場しようかなと思います。ホラー部門が唯一文芸寄りの選考がされるので、それ以外に僕が応募できる部門が無いとも言えますが(ライト文芸部門は僕が思っているような感じではなかった)。
ホラーと言っても、僕は暗い話があまり好きではないので、書くとしたらヒューマンドラマを主軸として、横からホラー的サスペンスで横やりを入れていくような作風になると思います。僕の小説の師匠クーンツの作品は、ホラーでも主人公が頑張り抜いて最後ちゃんとハッピーエンドを迎えます。そういう作品を書きたい。ヒューマンドラマが好きな人も、ホラーのスリルが好きな人も、どちらも楽しめるような。あとは『日メモ』と『恋グラ』で培った胸に突き刺さるようなストーリーで、「泣けるホラー」を書いてみたい。
ホラーって、僕のように頭のネジが一本飛んでいってしまっているような書き手は得意分野だと思っています。ミステリーやSFならネジは締まっているほうがいいと思いますが。
僕は今でこそ真面目でちゃんと伝わる小説を書いていると思いますが、小説を書き始めた当初はシュールなものばかり書いていました。そして小説の学校の先生にこう言われました。
「こういう人は、常識を教えると駄目になるんだよね」
それは暗に僕のことを「天才!」と言っているわけだな(違う?)。
大丈夫、ちゃんとバランスをとれる常識も備えています。
9月はカクヨムから書籍化されたホラー作品を読んだり読まなかったりして、できるだけ早い段階で構想を固めてできたら10月ぐらいから書き始めたいなと思っています。僕はいつも執筆期間より構想期間のほうが長くかかってしまうのですが、カクヨムコンの時期はマジ忙しいので早めに始めたい。
それから、レビューを書きたいと思っている読みかけの作品があるので、最後まで追おうと思っています。
それではみなさま、良いお年を(早い?)。