締切に追われるプレッシャーからなのか、カクヨムコン期間中に何度も同じような夢を見ました。
それが、学校で授業を受けている夢です。
僕は勉強が大嫌いで。授業中はとりあえずノートと教科書を机の上に開いておいて、あとはひたすら何もせずぼーっとするというスタイルでした。夢の中の僕もそのままです。
授業面倒だなあと思っていて。それで夢から覚めると、「ああもう勉強しなくていいんじゃん。ラッキー」と思っていつも目覚めます。大人って楽だ。
僕が書いた『恋するグラフィティ』という作品に、優牙くんという高校生が出てきます。彼は授業も出ずにその辺をほっつき歩いたり、授業に出ても1ミリも勉強せずノートに惚けた顔したエスパー少女の落書きを描いているようなお人です。
優牙は僕の性質がかなり投影されていて、僕も授業ダルッと思ったら勝手に休んで家で漫画とか読んでたような人間でした。
優牙はまったく勉強しないけど、絵の才能があって、そういう道へ進んでいくようになります。完全に芸術家気質ですね。
僕も小説家を目指す前から、文才は人一倍ありました(自分で言う?)。高校の卒業文集とか、一番面白いって褒められてましたよ。
場所と時間を拘束されるのが嫌いで、自分のペースで進めたいというのもありますね。小説家っていうのはやっぱり自分に合っていると思うんですよ。大変だけど、ストレス少なく仕事ができそう。
今連載している長編『夜陰-YAINN-』は四章を書き終え、残すところ最終章のみとなりました。文字数もようやく8万を突破しました。
長い長いフルマラソンでした。あとはゴールテープ切るためにラストスパートで頑張ります。