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編集者インタビュー

 本日メディアワークス文庫から刊行された作品についてのインタビュー記事が掲載されていました。作品にオファーをしたメディアワークス文庫の編集者の方が質問に答えている形です。「角川文庫キャラクター文芸」「メディアワークス文庫」からのデビューを目指している僕としては、直接編集者さんの話を聞けたのでとても貴重なインタビューでした。まずこの編集者の方々を唸らせるのが僕の仕事です。

 そのインタビューの中で編集者さんははっきりとこう言っていました。メディアワークス文庫は「大人の女性に合うかどうかをまず重視します」と。ここまで明言してヒントをくれることは、書き手としてとてもありがたいです。

 僕が今書こうとしている長編は、そこまではっきりと女性向けというわけではありませんが、冒頭のシーンではまずある女性がフラッシュモブで「サプライズプロポーズ」を受けるシーンから始まります。主人公たちはそのサプライズを演出する裏方たちですね。
 この冒頭でこの小説がどういった方向性のものかを提示しつつ、女性が楽しみやすい(僕が勝手に思っているだけかもしれませんが)ロマンス要素があるということを伝えて良い印象を持たせたいですね。

 その後本筋のほうに入り、初めはコントか漫才のネタでも読んでいるかのようなシーンが多くなると思います。「笑い」は自分の一つの武器だと思っているので、その武器を振りながら少しずつキャラクターたちの人物像や関係性を描いていきます。
 そして話の一つの山場まで読んでもらえて、そこで僕がこの作品で表現しようとしていることを汲み取ってもらえたら、きっと多くの人に読んでもらえるようになる作品になるという自信があります。

 つい先日僕がたびたびノートでも書いてきた『ヘブンバーンズレッド(ヘブバン)』というゲームがセールスランキングで1位を獲得したそうです。宣伝の仕方も上手いと思いますが、やっぱり中身が素晴らしいですからね。

 僕が次の作品で目指しているのは、ほとんどこの『ヘブバン』のシナリオです。初めは陽気な日常を送りつつ、山場で一変してこれまでの出来事や人物たちの振る舞いが全て繋がり、グッと胸に響く結末が待っている。
『ヘブバン』の登場キャラクターは男が一切登場しない美少女だらけなんですが、他のスマホゲーとは違い萌え的なものはほぼ皆無で、たぶん女性プレイヤーも多いと思います。中には『ヘブバン』をきっかけにして付き合ったという人もいるみたいです。

『ヘブバン』をプレイしていなかったら、僕は今書こうとしているものは書けなかったでしょう。素晴らしい出会いに感謝です(感謝の気持ちを込めて久しぶりに課金もしました)。

 最後に。僕が今書こうとしている長編のタイトルが一応決まりました。それがこちら。
『日常メモリアル』
 略して『日メモ』。キャッチコピーは、「その感動、お手伝いします」。
 もしかしたら変えるかもしれないけど、たぶんこれでいきます。

 数日後から書き始めようと思っていて、そこから2、3ヶ月魂を込めて書いていきます。おそらくカクヨムコンで披露すると思うので、よかったら楽しみにしていてください。

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