告白するから告白の練習するやつに、
犬井縫さんから星とレビューをいただきました。
ありがとうございます!
そういえば、レビューに対する「いいね!」って、作者も押せるんですね。
通知で作者からいいねされたよって来たことあるので、
知らないわけではなかったんですけど。
でも自分で押すって意識は全く無かったです。
あれ?でも以前にもらったレビューで「いいね!」を押しているっぽい……??
レビューをもらうことが、私にとっては非日常的な出来事なので、記憶がすっぽ抜けていますね。
感想をいただけると、どこが刺さったのかが明確になるのでとてもありがたいです。
私の場合、感想を計量テキスト分析で調べることもできるので、非常に参考になります。
最近ではPV数にも関心があります。
カクヨム公式の短編企画では、
「最下位じゃなかったやつ」「告白のやつ」「ラメ入りのペン」
の3作品を投稿しました。
この中だと「告白のやつ」のPV数が多くて、
「ラメ入りのペン」は異様なほどPV数が少ないです。
他人のPV数と比較すると、
「お前のPV数が少ないのは、お前の人望が無いからでしょ」
って結論になっちゃうわけですけども。
でも自分の作品だけで比較すると、人望以外の要素も見えてきます。
わかっていたことですけど、
タイトルやキャッチコピー、あらすじの影響は大きいですね。
ちょっと前まで、
タイトルやキャッチコピーに重要なのは名詞だと思っていました。
名詞によって、どのような作品なのか想像できる。
そのことが読むか読まないかを決定する材料になる。
長文系のタイトルは、コンセプトとなる名詞を全部タイトルに入れられるところが優秀である。
そういう仮説だったんですね。
なので「キスと漫才、サンタクロースが死んだ冬」や、
「ラメ入りのペン、私の教科書に落書きされた美しい風景」という、
名詞中心で長めのタイトルというのを実験していました。
これが全然PV数伸びないんですよね。
実際には、名詞ではなかったようです。
結局、「キスと漫才、サンタクロースが死んだ冬」は別のタイトルに変えました。
変えて「キスと漫才~恋するニワトリ、ツッコミで叫ぶ!?~」になりました。
変えた直後は、第1話のPV数もきちんと伸びました。
そんでもって、同じ文章系で比較しても、
「お前、今回のテスト最下位じゃなかったのかよ!」よりも、
「キスと漫才~明日お前に告白するから、お前で告白の練習させて~」の方が
PVの伸びは良かったです。
ここから文章系であることの肝を考えると、
後者はタイトルの時点で作品の見せ場やノリが具体的になっている点が強そうです。
つまりタイトルで、ネタバレをする、みたいな。
最序盤のオチ(一番面白い部分)を言っちゃう、とか。
長い文章にすればそれでオッケーってわけじゃないんですね、たぶん。
「無数にあるウェブ小説の中から何を読めば(選択すれば)いいのか?」
という読者の悩みに対応する形で定着したのが、長文タイトルだと思います。
で、タイトルやキャッチコピーで惹きつけて第1話のPV数を増やす、と。
第1話のPV数が少なかったら、どうがんばっても星も増えませんからね。
そういう戦略を磨いていきたいです。
……ここまで長々と書きましたが。
そういう小細工よりも、ファンになってくれそうな人を手放さないことが重要な気もします。
そして私はがっつり何人も手放しちゃっている感あります。
この点についても、なにか考えたいですね。