月曜日から金曜日まで仕事へ行って土日は家でぼんやりしている。そんな近頃です。小説に対するモチベーションはときどき沸沸と煮えたぎるのですが、それよりも遊戯王をしている方が楽しいのでついついカードに手を伸ばしてしまいます。私は病気なのかもしれない。でもなにかに夢中になれるというのはなかなかどうして素敵なことだと思うのでーす。あーもうなんというか不甲斐ない自分を蹴飛ばしてやりたくなるのです。友達の彼女がいると何も喋れなくなる。これは冷静に考えてかなりまずいことなのでは。このままでは一生童貞のまま死ぬことになるかもしれない、そんな不安が胸をよぎるのです。そんなここのところの私。誰かを恨んだり激しく落ち込んだりはしていない。でも妙な憂いは常に胸の中にあって今週末の結婚式も行きたくなければ、友達の家に行くのも億劫なことがある。ああ人付きあいってなんでこんなにしんどいのだろう。私は胸の中でそんなことを呟きながら、いや今のところは心の中でにするべきだ。そうだ、そっちのほうがきっといい、そうにちがいない、そうなのだ、私は自分の文体というものを模索し続けているが、それが一体どういうものなのかは判然としない。心の中で思っていることと、実際に自分が考えていることは、これまたかなり違うのであり、ときに私という概念がこの世から消滅したとしたらそれはそれでなかなかどうして素晴らしいことになりはしないか。シャボン玉みたいでとてもよろしいとおもうのである。そんなことを涎を垂らしながら私は書いている。これといった意味もなければ、なんの面白みもない。ただやむにやまれずに書いている類の文章。何もすることがないから文章を書くということ。たまにはそんな日があっていい。言葉はもっと自由だ。だからこそ私はどこまでも行ける、そう誓いながら心の中から外側へ旅をしに行く。恥ずかしいな私の言葉は。憎きあいつの顔を思い出したがら、思い出の東京へ、連れていけたらいいのにな。なんとかなんとかだったらいいのにな、ってことが結構ある。コミュニケーションかあ。しんどいなあ。そうだなあ。私はこれからどんな人間になるんだろう。なんとかみたいな人間になりたいとかそういうのはあんまりない。俺は俺でしかない。ではどうするか。どうするんだろう。どうすればいいんだろう。
不安と不安に囲まれながらそれでもなお今日の私は生きていく。