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もっとしっかりしていかねばならぬのではなかろうか。そんなことを新幹線に乗りながらかんがえる。まだまだ恐ろしく恐ろしくみかんな自分。そんな自分をたたきあげていくときが今来た気がする。月が綺麗だ。友達の結婚式は楽しそうだった。今の自分には何も無い。何ひとつとしてないのだ、と、そんなことを痛感している。青春の痛みと言うやつだろうか。とはいえもう私は二十七になる。あっという間に二十七。そうこうしているうちに死んでしまう。ミネルヴァの梟は夕闇に飛び立つなんてめっちゃかっこいい言葉があるけれど、まさに今そんな感じです。朗らかに生きてはいるけれど、たまには深く物事を考えていく必要がある。自分の言葉で自分の目で自分の足で。抽象的な言葉をつらつらと並べやがってこのバカ野郎がと自分にムチを打ちながら私はこれから麻雀をする。麻雀をして朝になったら家に帰り眠る。そして運動をする。運動をしなければならぬ。ああ堅苦しい自分という殻を全部引き剥がして新しい生身の自分を掴みたい。どんな感触だろう。やっぱり痛がるんだろうか。もうそろそろ到着。でもその前にこうして文章を綴れることに感謝したい。生きていることは素晴らしいことであると同時に有限であるということ。有限であるということは悲しいこと。悲しいということは生きているということ。それだけを記しておく。さあ到着だ。

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