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「あした、いないあなたへ」完結しました!

こんばんは。
奔埜です。

もういくつ寝るとって感じですね。
年の瀬です、はい。
毎年一年早いってなります。
むしろ年を重ねるごとに加速してる説ある。

皆様は、どんな一年でしたか?


さて。

カクヨムコンに参加中の作品「あした、いないあなたへ(https://kakuyomu.jp/works/16817330649790153102)」が、無事本日、完結いたしました!

よかった……!
下限の10万文字も、ちゃんと超えてます。
少し日を置いてから、加筆修正を行っていきますが、ここから大きく変わることはないでしょう。

完結です。
ちゃんと完結です。
今すごく安心しています。

この作品は、去年連載開始した「しにがみさがし(未完・現在非公開)」から始まり、前回のカクヨムコンに参加する際に「#こんにちは_はいいろ(未完・連載終了)」になり、そして今回の「あした、いないあなたへ」となりました。
読者のかたは、本当にすごく振り回してしまったな、と思っています。
ごめんなさい、そしてありがとうございます。

お話に入る前に、まだ読んでいないよ!という方のために、あらすじのコピペを貼りますね。


ここからコピペ

帰宅途中、行方不明になっていた柳生晃太と再会を果たし、一緒に暮らすことにした田所未結。
その十年近く前。ベランダから落ちかけた未結を、柳生と共に助けた木津秋良。
二人の視点で紡ぐ、青春と恋愛と少しだけ希死念慮のお話です。

生きることって難しいよね、と思いつつ、でも、生きてくしかないんだよな、というお話。
ホラー小説ではありませんが、幽霊が出てくるお話なので、苦手な方はお気をつけください。
自殺や、交通事故、病死といった単語に関わるエピソードが出てきます。
推奨するものでは決してありません。

コピペ終了!

裏テーマは、誰がなんと言おうとハッピーエンド。
「しにがみさがし」のときと変わらず、ハッピーエンドを目指して書いていました。
前回完結した長編「ワタシたちは、美しい吸血鬼に恋をした(https://kakuyomu.jp/works/1177354055072166048)」ではバッドエンドを書いていたのでバランスを取ろうか、みたいなのもあります。
あとは、極力優しい世界を書きました。
なので、基本的には根は優しい方ばかり出てきます。
最後に辿り着くまでの道中、何度か苦しい場面を書くので、それ以外は極力ストレスフリーでいたかったからですね。

私は去年、色々と生死に関わるような経験を複数しました。
きっと近況ノートやブログ、Twitterを見てくださっている方には、思い当たるものがあるかと思います。
他にも、今までいろんなことを生きている年数分、経験してきました。
それはきっと、読んでくださっている方と変わらない部分が大半だろうし、変わる部分は、人それぞれなものだと思っています。
それを下敷きにして、書きました。
もちろん、作中で起こった出来事全部が全部私の経験というわけではないし、同じ出来事でも、彼らは彼らで、私とは別人格なので、感じ方も、そこからの行動も異なります。
私はそれに対してこう感じ、こう考え、こう行動したけれど、彼らはたぶん、もっと違う感じ方をするだろうし、考え方も、行動も違うだろうな、と。

どれが実際にあったことか、というのは、ここでは言わないでおきます。
直後よりはある程度距離を取って思い出すことはできるけれど、それでもきつくなる部分はあるので。
でも多分、わかるひとにはわかるし、リアル知人には即バレする気はしている……。

ずっと悩みの種だったものに、名前がついていることを知ったとき、すごく安心したのを覚えています。
名前があるということは、それだけ多くの人がそれを抱えているのだと知ったから。
誰にも相談できないけれどすごく悲しくて悲しくて、後悔して、どうしたらよかったのだろうと毎日泣いていたとき、支えてくれたのは一冊の小説でした。
そっぽを向いているようなのに、すごく寄り添ってくれたお話でした。

誰かにとってのそこまでの存在にはなれなかったとしても、疲れたときに座るソファくらいにはなれたらいいな、と思います。

作中でも触れましたが、不幸の只中にいても幸せを感じていていいし、もう嫌だ!ってなっても続けていい、そんなかんじで生きていけたらなって思っています。
ちょっと作中とは異なるけれども笑
法やルールに触れるようなものでないのなら、よいと思います。
あ、あと誹謗中傷は除いて、ですが。


ちょっとだけ、メイン三人に触れて終わろうかな、と思います。
極力ネタバレには配慮しますが、読み終えてからのほうが読みやすいかもです。
毎度のごとく、分量などの差はありますが、全員同じくらい愛情を注いだ子たちです。大好きです。


・田所未結
あなたが一番書きにくかった!!!!!!!笑
たぶん、四苦八苦しているのが見え隠れ、むしろ丸見えだったかもしれない。
他人を傷つけたくなくて自分を傷つけてしまうから、結果として他人を傷つけてしまっていた子、だな、と思っています。
他所(よそ)から、たどころ→田所になりました、という裏話。

・木津秋良
何度も何度も「木津、まじでごめん」と謝罪してました。
読んでくださった方は、ああ……ってなると思います。
気づく、気づけない、から、きづ→木津、諦めない子なのであきら→秋良になりました。
木津と柳生のダル絡みみたいなときの会話が、一番書いてて楽しかったです。

・柳生晃太
「しにがみさがし」「#こんにちは_はいいろ」のときの柳生は陰に属するもの感が強かったのですが、そこから無茶苦茶変わりました。
「あした、いないあなたへ」に書き直すとき、一度吸血鬼設定で書いていたこともありました。
幽霊が、書けなくて……私と言えばそっちよりも吸血鬼だよなってなって……。
書き進めていって、いやこの子絶対吸血鬼じゃない。っていう謎の確信を得、幽霊になりました。
しだれ柳の下には幽霊がいる、みたいなお話を、昔親から聞いたことがありましてっていう話を以前もした気がする。いつしたんだろう。
それと、未結が『死』を意識する子で、その子に、生きてほしいとこいねがう子なので、柳生晃太(こいねがう→こう)になりました。

そんな感じで。

最後になりますが。
読んでくださった方、お星さまを入れてくださった方、応援してくださった方。
本当に本当にありがとうございます。

それでは。
よいお年をお迎えくださいませ。

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