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有形のコラプス第33話

すっかり寒くなりましたね。師走はクリスマスにお正月と、色々準備が必要なイベントが立て続けにやって来るので、なんだかそわそわしてしまいますね。

さて、新しい章に入っています。
本当なら新章に入る時に近況ノートを書くべきなのでしょうが、いつも忘れてしまいます。更に言うと、今回の新章に入る前に、短い章がありました。伯父と楽號から見た、14年前の実家についての話です。
恐らく作中で一番ヘビーな要素が並んでいるので、柔らかく丸めた形にしたのですが、如何だったでしょうか。えぐみになってないと良いのですが。実家の話はまたもう二度程出て来ることになるかなと思っています。

漸く、新章の話をします。
初心に戻る訳ではありませんが、幽霊がメインのお話になります。
初のグロ描写がありますが、こちらはマイルドにしておきました。見せたかったのは、その直後の達の攻撃的な発言だったので。
そして、如月の言う「世界は観測する人の数だけある」の発言の全容も明らかになりました。彼女も普通とは違う見え方の世界で生きていたため、そのような哲学を持つに至ったのですが、幽霊のような存在感故に、孤独を生きていた主人公には魅力的なお話だったのでしょう。主人公が他人に興味を持ち始める瞬間です。それは今回の達を助けようという気持ちに通じていくものになります。
因みに、入学後に主人公は如月に挨拶をしに行き、そこで色々話した結果気が合い、今のような関係になりました。二人共、お互いに自然体でいられる存在ですね。

この章での大きなテーマは罪と自罰です。目の前にあるのに認識出来ない過ちとそれを咎める目。
主人公達はどのように事態を解決へ導くのか。楽しみにして頂けたら嬉しく思います。

この章は全部書き終えていますので、最後までお楽しみになれますが、その続きの執筆が詰まっているので、更新日時が不規則になりました。前と変えて、月曜を外し、水曜と金曜更新にしています。偶に公開予定日の設定を間違えて、木曜に更新されたりしてますね。すみません。重ねて申し訳ないないのですが、場合によっては週一の更新になるかもしれません。

最後、少しぐだぐださせてしまいました。さらっと書くつもりが思ってたより長文になりましたので、ここらで終わりとします。

有形のコラプス
https://kakuyomu.jp/works/16816700427509671205

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