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  • エッセイ・ノンフィクション

「13.道端で拾った五円玉」のノート


夕陽が綺麗に見えているはずの時間、背の高い建物で挟まれた路地にいた。

自分が向かっている方角は西だったが、正面にはさらに高い建物があった。

しかし、どこをどう反射したのか、正面の窓に今の西空と思える色が見えた。

写真に残るその時の窓の色から連想したのは汚れもくすみもない五円玉の色だった。




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⁣⁣Olympus OM-1, Zuiko 135mm 1:3.5, Fujicolor C200 f/5.6, 1/60, +0.5
Date 2020.4.25 18:10

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