お世話になっております。弓チョコです。
連載中の『銀色の魔女見習い』ですが、セルフレイティング性描写ありにチェックをしました。
今回はそれについて。
これは、性行為を描写するということではありません。
公式ヘルプセンターより引用。
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「セルフレイティング」は、投稿者が行なう作品内容に対するラベリング設定で、読者に注意を促すものです。自主的に設定していただきます。「残酷な描写」「暴力の描写」「性描写」など、青少年や特定の表現を苦手に感じる方に向けて、この小説にはそういった表現が含まれることを、読む前に伝えることができます。 あなたの小説を読まれる方が不必要に不快な思いをされないように、適切な表示選択をお願いします。レイティング設定の基準は"R15"相当とします。
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何をもって『苦手』を判断し、どれだけ注意すべきか。明確なラインはありません。私も、明確にできないと思いますし、やるべきでないとも思います。極端な話、『勇者が魔王と議論で戦う描写が残酷的で苦手』と言われれば、チェックせざるを得ないのでしょうか。
『ヒロインが女性であることが性的で苦手』と言われれば、性描写ありにしなければならないのでしょうか。
このセルフレイティングについては、仲の良い作家仲間さんとのDMでも話したことがあって、その方は『全裸』が描写されれば性描写にチェックするとのこと。
私は、これまでチェックしたことはありません。何度もお風呂や温泉の描写をしていたのにも関わらず。
……どちらが正しいという話ではありません。そもそもこのチェックは自主的に設定し、注意を促すものです。それぞれの判断基準である程度は良い筈です。
今回私は『銀色の魔女見習い』のレイティングを考えるについて、『基準はR15』という部分に着目しました。
私が15の頃は、この程度(全裸オークションやレイプ発言)は普通に読んでいた記憶がありますが、やはりその言葉自体を嫌う人が居るというのも事実です。
この作品はタイトルから分かる通り『魔女』が登場します。ヨーロッパに伝わる魔女とは、悪魔と乱交をして契約した者達であるということは少し調べればすぐに知れる思います。
その時点で『こういう話題が出る』ことは容易に想像できると思いますが、日本においては『魔女』という誰しもが乱交を連想する(可能性の高い)呼称でありながら全くのプラトニックであり、小学生女児向けのアニメすら作られているという、言わば異常とも言える現象が起きています。これは日本特有の自由さと宗教の縛られの無さ、半端ない想像力が働いた、素晴らしい文化だと思っています。
それらを鑑みて、そして公式のこの言葉。
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あなたの小説を読まれる方が不必要に不快な思いをされないように、
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これに尽きますね。『銀の眼』の4人のヒロイン達は皆悲惨な生前でありますが、これ自体は不必要ではなく、この小説の根幹の部分で、絶対に必要な不幸です。
しかし、もしかしたらそんな大切なエピソードを不快に思う方も居るかもしれない。そして、娼婦や強姦など、『分かりやすい』単語を使用している。
加えて、これからの展開で、『性』に関する話題がさらに登場します。それは決して、性行為の描写で読者を興奮させるような内容ではありませんが、私がこの作品を通して伝えたいこととして、その話題を出します。
と言った理由で、遂にチェックを付けることとなりました。
『これからエロくなる』ということでは決してありませんので、過度な期待はなさらぬようお願いいたします。
ちなみに、参考として、
『ネフィリム・エスカトロジー』でも魔女が登場し似たような話題……強姦や乱交について作中で何度も触れましたが、読者様や運営からは何も言われませんでした。なので大丈夫だとは思いますが、念の為のチェックですね。
※作風を変える、展開を変えるということではありません。これまで通りの感じのお話が続きます。
やはり自分の作品は楽しんで読んで貰いたいですから。最初に注意を促すことで、苦手と思う方がブラウザバックしてくだされば問題は起きませんもんね。
それでは、今後とも『銀色の魔女見習い』をよろしくお願いいたします。