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「BLACK OUT」あとがき③

皆様、いつもお世話になっております。弓チョコと申します。
さて、「BLACK OUT ~ 角折れた竜王と最弱種族の男」ですが、3/26の更新第50話で完結いたしました。
ご愛読、ありがとうございました。

この場をお借りしてあとがきといたしたく思います。
※物語の結末にも触れますので未読の方はご注意ください。


●キャラクターについて②メイン人族
■『失神』のラス
ブラック・アウト1号。怒り三銃士のひとり。
アジア系の容姿をしています。
転生者から教わるしかない「気功」を使える人族は全体の1%にも満たず、さらにその才能を持ち、努力できる環境があったことは幸運と言うしか無いでしょう。
登場はしていませんが、「取り換え子」は彼だけでなく、結構色んな集落で行われています。
最も結束力の高い種族が人族なのです。
魔道具はシャラーラに取り上げられてしまいましたが、それでも強い方だと思います。まあ目隠しされたらどうしようもないですが。
10歳年上のレナリアか、8歳年下のリルリィか。物凄い選択。
多分レナリアの方が、先に身を引きそうですね。ちょっと切ない。

■『人族開放戦線リーダー』ヒューリ
ブラック・アウト2号。怒り三銃士。
白人です。20歳。
せっかくの転生者ですが、主人公ではないという変な立ち位置。ですが重要なポジションです。生前から拳法家らしく、この世界では人族単体で最強です。
しかし「昔地球で生きていた」と覚えているだけで、「俺が生まれ変わってヒューリになった」という感じではありません。あくまでヒューリはヒューリ。
シエラが26歳ですので、こちらも年の差ですね。
シャラーラに依頼され、「残り5人の魔人族」を探す為に旅に出ます。シャラーラとアスラハには既に魔力リンクが無く、地道に探すしかないのです。
シャラーラの目的や、彼らへの報酬はまだ謎ですが、なにやら「地球関係」だそうで。
その旅先で、不意にラス達と再会することもあるかもしれません。

■『革命軍ボス』レイジ
ブラック・アウト3号。怒り三銃士。
黒人です。28歳でレナリアと同い年。
恵まれた体格からのパワータイプ。所持する魔道具には「媒体」が3つも。登場が遅いのに戦闘シーンカットしてしまい申し訳ございませんレイジ陛下。
恐らくヴェルウェステリア相手に真正面から勇ましく挑んだのでしょう。
初代「和王」として、国と種族の為に尽力します。セシルとは特に何もありません。お妃は一般の人族の女性を迎えました。まあ流石に人族の国で王族が「混血」するわけにはいかなかったんでしょう。

■アンガー
怒りの名を持つもうひとりの転生者。レイジの回想でしか登場しておらず、既に故人。
生きていれば建国時点で34歳。
「この世はブラック世界だ!」は大好きなセリフ。
因みに彼女を殺したエルフの魔石が、レイジの魔道具に使われていました。

今回はここまで。
まだ書きたいことがあるので、次回もあとがきます。

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