実は猫については、飼う寸前までいったことがある
昔、広島で数ヶ月、部屋を借りていた頃に
一人暮らす環境に物悲しさを覚え、どう世話していくかはとりあえず横に置き
何かペットを飼ってみようかなぁ?という気になった
その話を、ある女性にしたところ
「Tさんは犬派というけれど猫も可愛いですよ」と言われ
何ならブリーダーさんを知っているので紹介しますよ、とのこと
「Tさん関西出身だからタイガースだよね?実は丁度ピッタリの子がいるのよ」
その女性に画像を見せて貰ったのだが、その柄にビックリ!
猫派の方はご存知でしょうが「ベンガル」という種
ノーマルのベンガルは「ヒョウ柄」なのですが、私が見せてもらったのは稀に生まれるという「タテジマ」
「うわ!これ虎やん!」思わず声をあげてしまった
「でしょ~Tさんにピッタリでしょ」
こんな猫がいるとは・・・性格も良い品種らしい
「どうです?一度見に行ってみます?」
というわけで日曜日、彼女を車に乗せ、そのペットショップにお邪魔した
着くと彼女はさっそく、連絡を入れていたブリーダー兼オーナーの男性に子猫を持ってきてもらうよう伝える
そして子猫と対面。
生後2カ月のオス
"うっわ!もう、子トラ?!"
抱っこさせてらう
おまえ・・・
俺と出会うために生まれてきたのか・・・
そうかそうか・・・
もう、一目惚れだ
なんて可愛くて、なんて綺麗な猫なんだろう!!
決めた。飼う。飼うよ。
あ、その前に・・・
いちおう希少な柄ということを聞いていたから、上限30万くらいまでは覚悟があった
「この子、幾らかな?」
「あっ聞いてみますね」
彼女がオーナーに確認に行く
俺の頭の中では、この子をどう育てていくか、既にシミュレーションが始まっていた
彼女が、苦笑いしながら戻ってくる
「あの〜Tさん、ズバリ80万だそうです」
即座に子猫を突き返した
縦縞ベンガルと縦縞ベンガルの交配で誕生した「トイガー」という種がある
「toyger」 toy(おもちゃ)とtiger(タイガー)を合わせた名称で
「小さなトラ」の意味らしい
このトイガー、綺麗に柄の出た子猫だと200万近くになることもあるそうだ
今回のベンガルも、その縦縞が素晴らしく、そこまでの値をつけたらしい。
※画像はお借りしました。